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PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



山田一畳店の山田憲司氏が恵比寿で個展を開くそうです。パチパチ!

氏の代表作、龍の畳の製作動画。実は使っている畳表はすべて同じ色のもの。い草の目の角度が変わると光の反射が変わるので違った色に見えるのです。つまり光源を変えたり見る角度を変えると龍の色も変わるという、、、、素敵!うっとり。



もし円東寺で次に何か建物を建てるとしたら、あったらいいなをガーっと書き出すと

・天井絵(格天井にして植物、八方睨みの龍、天女など)
・塗壁にこて絵。秀平組の挾土秀平氏は無理でも、ああいうの憧れます。
・ステンドグラス(成田山の不動明王のステンドグラス
・グラスフュージング青梅市泉蔵院のガラスの欄間
・アイアンアート
・襖絵

そして、これらに畳アートが加わりました(^^)
きっとかつての寺院建築って、当時の技術や芸術の結晶だったと思うんです。すべて現場制作で、意匠を凝らした一点もの。


本堂とか客殿を建てるのって、本当に大変だと思います。住職は建物を一つ建てると寿命が10年縮むと言われます。どうせ大変なら、血反吐をはいても好きなことをやりたい。
それで120歳の寿命が110歳になるなら本望ですっ。



、、、、いや、我ながらホント能天気。こんな自堕落な生活で長生きできる訳がないのですけど(^^;)
♪鏡の中今もふるえてる~ 夢見る僧侶じゃいられない~
先立つものは無いけれど、もしもの未来を想像するだけでワクワクします。しばらくは色んなお寺や建築を回って、情報をインプットしていきまーす。




写真~
「えんとうじひろば」でツワブキが見頃でーす


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昨日は思いたって、いろんな霊園を見学に行きました。パチパチ!
霊園内の墓石は本当に様々で、いろいろな形があったり、石以外の素材が使われていたりして驚きます。また、墓誌に西暦で生年月日と没年月日を刻み、年齢を刻まないのが主流のようです(その心理に少し興味があります)。



日本の仏教では、お墓そのものを「仏」と見て、教えを盛り込んだ形の石塔が建てられてきました。やがて細かな部分が省略されたり、違う解釈が加えられたりして、現代の一般的な直方体型の墓石になっています。

円東寺では「別にどんな形でも結構です。ただしその場合、梵字の阿を入れてください」とお願いしています。一応、私がざっくりと仏式の墓石の歴史を説明していることもあってか(?)、今のところいわゆるデザイン墓にしたいという方はおりませんが(石にガラスをはめ込んだ方はおります)。
その点だけ見ると、仏教より、かえってキリスト教(十字架の形や彫刻)や神道(先が尖っていて○○家奥津城と彫る)の方が、厳密なルールがあるように感じます。



今はあまりにいろんな選択肢がありすぎて、かえって「これっ!」と決めることが難しい。また決めるということには後悔も伴いますので、むしろ何か一つでもルールがあった方がいいのではと思いました。
お天気の日にお墓をめぐるツアー、きっと自分の将来や人生について考えるよいきっかけになるはずです。デスカフェの遠足バージョンですね。


また、高級霊園には会員用ラウンジがあるのにも驚きました、、、、(それなりに管理費納めている訳ですしね)
お寺も、実は檀家さん用のラウンジになりうるのですが、そうすると、公益性が損なわれます。逆に誰でもどうぞにしすぎると、護持会費って何なんだという不満も出てくる、、、




夕方、帰宅したタイミングで、大学4年生だという男の子が突然訪ねてきました。

「春から石材店への就職が決まっているので、お墓の勉強をしたいんです」
「いやあ、うち来ても特に学ぶものは無いと思うよ(^^;)」

気の済むまでどうぞ、と言って墓地を見学してもらい、せっかくなのでといろいろ話をしました。
大学生に根掘り葉掘り質問したり、話を聞いてもらったりして、私だけの気が済み、彼は帰っていったのでした、、、、。



写真~
タカノツメ、11月に入ってもまだまだ青い実がたくさんついているのですが、このあとどうしたらいいのかなあ。


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