天津小湊・参拝記録その２

誕生寺の参拝は続きます。パチパチ！
こちらは「鯛のお墓」。小湊では鯛は日蓮上人のお使いで、神聖な生き物。土地の人びとは、決して、捕ったり食べたりはしません。万が一、網にかかってしまった鯛などは、きちんと火葬して（誰ですか、焼き魚と言ったのはっ！）、こちらに埋葬します。

※これまでに、うっかり食べた不届き者がいたこともあったそうですが、その者たちはすべて、、、、、、になってしまったとか。


境内のすごい幹の松。奥に見えるのは、本堂ではなく祖師堂。浄土真宗なんかも、本堂より御影堂が立派だったりしますが、真言宗では、あくまで本堂がメイン。我々は、空海上人を崇め奉りはするけど、やはり、弘法大師ご本人が拝んでいたものの方を上位とする、、、、という考え方なのかしら。



世界一の大きさを誇る、祖師堂の鬼瓦。




ズーム。鬼瓦一つで、二十一畳分の大きさだそうです。




屋根には金のシャチホコならぬ、金の鯛が。




天水桶を寄進したのは、皇室の侍女たち。蘇生の祖師（※）である日蓮上人の霊力にすがり、大正天皇の健康を祈願されたのだそうです。

※日蓮上人は、法力により、実母を生き返らせたと言われます。



お土産の根付御守りと『願満の鯛』。願いが叶ったら、片目を入れるそうです。サ、サ、サマージャンボ、、、、、




その３へ続く