マジッククラブの先生に薦められ『タネも仕掛けも』(村上健治 燃焼社)という本を買いました。帯に書かれた文句が
“この本を読んでもマジックはうまくなりません”
う~ん、いいねえ。パチパチ!こういうの大好き!
日本のマジックの歴史、古今東西の有名マジシャンに対する蘊蓄がぎっしりです。ぎっしりだけど字が大きいのであっという間に読めます(^^)
この本を読んでまたもや昭和以前の日本人の卓抜した手先の器用さと頭脳の明晰さにシャッポを脱ぎました。今世界で開発を競っている人型ロボットって結局、未だに日本のからくり人形の研究から入っているのだそうだ。ホラ、ロボットって別に人型である必要は全くないでしょ?それを敢えて人型にするのはからくり人形の“観る人を引きつける魅力”を追い続けているに他ならないのだそうだ。
からくり人形の最高峰と言われる江戸時代の「弓曳童子」。それは極単純なゼンマイ仕掛けで、自動的に矢台から矢をとり、弓につがえて曳き、的を射るものです。しかし、矢をつがえ、顔を矢に近づけて的に狙いを定める凛々しくも愛らしい仕草には、誰もが緊張の息づかいを感じ、そして同じ動きだが矢が的に当たったときはうれしさの、外れた時は悔しさの表情が見事に伝わって来るのである。うーんエ~クセレント!2年ほど前にテレビで見たことあるんだけどホンモノをぜひ見たいなあ。
その他なぜマジックといえばシルクハットにハトなのか?なぜ日本のマジシャンには“天”のつく人が多いのか?そしてマジシャンって結局なんなのさ? ♪港のヨーコ横浜横須賀~って感じです。
興味のある方はベビネロを持って遊びにくれば、私がうんざりするくらいお話致します。
明日は流山市内の小学校でマジックを頼まれてます。さて、プリンスシュンコーは小学生たちに夢を与えることが出来るのか!?アンドロイドは電気羊の夢を見るのか~!?
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