sibasenn気ままな旅日記&日常のつぶやき

東海道53次ウォークや気ままなバックパッカーの旅日記を写真もまじえて報告&日常のつぶやき

オーストラリア・ニュージーランドの旅(2023年8月16日〜17日 帰国へ)

2024-01-26 21:33:00 | 2023年オーストラリア・ニュージーランドの旅
こんにちは、sibasennです。

8月16日〜17日 帰国へ

3週間のオーストラリア・ニュージーランドの旅も、いよいよ終わりを迎える。
後は約24時間かけて、クライストチャーチからオークランド、
オークランドから香港を経由して関空へ帰るだけになりました。

4時ごろ目覚める。
ベッドから起きあがろうとすると、腰のあたりに違和感!
まあ起き上がってしまえば、後はなんとかなるだろう。
えい!と勢いよく立ち上がると、
急に腰あたりにバキバキとした痛みが走る。
そう言えば、今までのベッドは割と柔らかめであったが、
昨日のベッドは妙にかたかったな。

まあいっときのことだろうと、
痛みを我慢しながら出発の準備をする。

重いリュックをなんとか背負って4時半過ぎにホテルを出る。
クライストチャーチ空港までは約800mなので、
普通ならば10分もあれば着く。
しかしちょっと歩いてはひと休み、この繰り返しである。
早朝であり、冬なので、空気は冷たい!
が、じっとりと脂汗が出る。

だが人間は不思議なもので、空港の管制塔が見えると、
ああもうすぐだ!もうちょっと頑張ってみよう!
ついつい頑張ってしまうものだ。
自分のからだをだましだましして、なんとか5時過ぎに空港にたどり着く。

搭乗手続きもすませ、6時30分発の飛行機を待つ。
荷物は機内に預けたので、あとは自力で歩くだけ。
だが痛みは増すばかりで、ちょっと歩いてはひと休みの繰り返し。
幼児が伝い歩きを覚えた頃に戻ったかのようで、壁にもたれてはちょっと休んでまた進む。
ゆっくり時間をかけて、なんとか飛行機に搭乗できた。
6時30分にクライストチャーチを飛び立った飛行機は、
8時前にオークランド空港(国内線)に到着。

オークランドから香港を経由して関空に帰る飛行機は
13時45分発なので、5時間ほどたっぷりある。
こんなにしんどい時でも、お腹は空くし、トイレも行きたくなる。
オークランド国内線到着ロビーのフードコートで食べたり、しばらくゆっくりと落ち着く。



ここで思い出したことがある。
トレッキング用に持ってきていたストックのことを。
結局冬ということでニュージーランドでは使わなかったストックですが
ようやく役立つ時がきたのである。



リュックの底に眠っていたストックを取り出し、ちょっと歩いてみた。
もちろん痛みはあるが、4本足なので安定的に歩ける。
到着ロビーの端から端まで歩く練習をする。
今度は外に出て歩いてみるが、これもうまくいった。
トイレにも行き用を済ませることもできた。

歩けない時は悪い方悪い方に考えてしまう。
このまま日本に帰れなかったらどうしよう?
逆に歩けるとなると、前向きになり、周りの様子も観察できるようになる。

驚いたことに日本の女子高生らしき一団がカフェを占拠するくらいに集まってきて、
飲み物や軽食を注文したり、ワイワイガヤガヤ談笑している。
また修学旅行でやってきた別の日本人高校生の一団もいっぱい行き来している。
まるでここは日本の空港かと見間違うばかりである。

11時過ぎに、国内線から国際線ターミナルに向かう。
通常なら徒歩で10分ほどで着くらしいが、
ストックをつきながら、ゆっくりと20分ほど歩く。



上の写真は
オークランド空港国際線ターミナルのフードコート。
なんだか見たことがあるような、、、
そうなんです。
オーストラリア・メルボルン空港からニュージーランドに入国した際に、
ここでお寿司やヌードルを食べたことがありました。

(8月5日早朝に撮った写真)

しかも味は私好みでとても美味しかったし、
ニュージーランドの寿司文化に初めて触れた時でもあったのです。
ここでゆっくり時間をつぶす。

香港(13時50分発)に向かう搭乗手続きを済ませる。
この頃には、ストックをついて歩くのも結構楽になっていた。

2時前にニュージーランドを飛び立ち、香港まで11時間強。
機内では、映画を観て過ごす。
沈黙のパレード、流浪の月、線は僕を描く、ある男(途中まで)。
機内食も2回出た。




香港に着いた時は、日本時間では17日になっていた。
香港空港内で2時間ほど待機する。
搭乗カウンターは、日本人客が多いかと思いきや、それほどでもない。
また、オーストラリアやニュージーランドでは
マスクをしている人はほとんどいなかったが、ここではチラホラ見かけた。
ちなみに私は、旅行期間中もずっとマスク姿であった。
香港から関空までは4時間弱で、少し眠る。

17日朝6時過ぎに関空に無事到着。
(オークランドから香港、香港から関空はカンタス航空を利用)

当たり前だが、入国審査はスムーズ!
日本に帰ってきた安心感もあって、腰の痛みもほとんどなく、ストックもリュックにしまう。

3週間のオーストラリア・ニュージーランドの旅はこれで終わる。
季節が危険な暑さの日本とは逆で一応冬だったが、そんなには寒くなかった。

ブログでの紹介は、「ニュージーランド旅をふりかえって」だけになりました。
近日中にアップしますので、最後までお付き合いください。

今回はここまで
ではまた




東海道53次ウォーク第12弾(七里の渡し 桑名〜熱田宮 23年11月18日)

2024-01-23 20:16:00 | 東海道旅日記
こんにちは、sibasennです。

23年11月18日

今日は、東海道唯一の海路である「七里の渡し」を船で渡る。
桑名宿から(熱田)宮宿までの海路、
その距離が七里(27.5km)であったことから、そう名付けられました。
天候や潮の状況にもよりますが、4時間から6時間ほどの船旅だったようです。

さて、この「七里の渡し」を、歴史、文化、環境などを考える体験型学習会として、
NPO法人堀川まちネットが、2006年から企画・運営してくれています。

東海道53次ウォークは、23年6月21日で小田原まで到達していました。
このままでは、先に江戸・日本橋に着いてしまうのではないか?
久しぶりに「堀川まちネット」のホームページを開くと、
例年実施されている「七里の渡し船旅学習会」が
今年も11月に実施予定で、募集にも空きがあることがわかった。

9月に入って、さっそく申し込みを済ませ、無事受付完了。
(「七里の渡し 堀川まちネット」で検索すると、ホームページへ)
なお、今年は11/4 熱田発と桑名発 11/18熱田発と桑名発 でした。

11月18日(土)桑名 12時30分発を選択しました。

前日の17日の昼頃桑名着。
ナガシマスパーランドやなばなの里で遊びましたが、そのことはブログ余談で。

11時ごろ、桑名宿、七里の渡し・船着場に到着。


早く着きすぎたので、近くの喫茶店で時間をつぶす。

12時ごろ船着場に船が見える。


結構派手な船である。

定員は50人で、ほぼ満席であった。


船は12時20分過ぎに出航!
少し風が強く、出航できるかどうか不安だったようです。

すぐに三重県側の学習会が始まる。


このあたりは穏やかな流れです。


船が出航するあたりは揖斐川だが、すぐに長良川と合流。


揖斐長良川大橋



向こうにナガシマスパーランドのジェットコースターが見える。

ここを過ぎると木曽川とも合流し、3つの川が一つとなって伊勢湾に流れていく。



四日市コンビナートが見える。


伊勢湾内は、少しずつ波が高くなり、気分も悪くなる。





1時10分ごろ三重県から愛知県に入る。

今度は愛知県側の学習会が、別の講師により始まる。



飛島埠頭コンテナターミナル



レゴランド・ジャパン(写真右手の赤い屋根)


名港西大橋をくぐる。

堀川に入る。










見えてきました。
まもなく、熱田宮・七里の渡し船着場



2時20分過ぎ、下船する。

宮の渡し公園

ボランティアの人たちが、太鼓や笛で出迎えてくれた。





時の鐘

およそ2時間ほどの船旅であったが、
江戸時代に船で渡るのも大変だったのではと


余談
前日の17日は、ナガシマスパーランドで、童心に帰って楽しむ。


と言っても、絶叫系は苦手なので、眺めるだけ。




観覧車に乗って景色を楽しんだり、


小さい子どもたち用で遊ぶ。




夜には、なばなの里でイルミネーションを楽しむ。








いよいよ、東海道53次ウォークも最終盤です。
年末26日〜28日には小田原宿から程ヶ谷宿
年始17日〜18日に、程ヶ谷から日本橋で、東海道53次を踏破しました。

また近いうちにその様子をブログにて紹介しますので、是非ともお読みください。

今回はここまで
ではまた




東海道53次ウォークの告知

2024-01-18 23:14:00 | 東海道旅日記
こんにちは、sibasennです。

2024年1月17日午後の3時頃、無事に日本橋に着きました。






2018年1月4日に、京・三条大橋を出発した「東海道53次ウォーク」ですが、

(京・三条大橋 弥次さん喜多さんの像前)

途中コロナ禍の影響もあって中断を余儀なくされましたが、
なんとか最後まで歩き通すことができました。

ブログでは第11弾(三島〜箱根〜小田原 23年6月20日〜21日)まで紹介しています。
その後、第12弾23年11月18日(七里の渡し)、
第13弾23年12月25日〜27日(小田原〜保土ヶ谷)、
そして最終回となる第14弾24年1月16日〜17日(保土ヶ谷〜日本橋)と
東海道旅を続けてきました。

近いうちに、これらの旅日記をアップしますので、またよろしくお願いします。


ではまた



オーストラリア・ニュージーランドの旅(2023年8月15日②)

2023-12-15 18:59:00 | 2023年オーストラリア・ニュージーランドの旅
こんにちは、sibasennです。

8月15日②

11時30分頃、雪が舞うテカポ湖をバスは出る。
ここで残念なお知らせがドライバーから伝えられる。
雪のため、マウント・クックには行かず、
このツアーは次のプカキ湖で引き返すと。

12時過ぎにプカキ湖到着。


テカポ湖とは違って、風は強かったが、雪は降ってなかった。


しかし、マウント・クック方面は分厚い雲に覆われていた。


それでもミルキーブルーの湖面が、
途中で引き返さざるを得ないツアー客の残念な気持ちを慰めてくれているように、
本当にキレイであった。










時折り分厚い雲が切れかかり、
真っ白い雪に覆われたマウント・クックの山並みを見せてくれる。


青空と白い雲、真っ白の雪山、ミルキーブルーの湖面、
このコントラストの素晴らしさをしっかりとこの目に留める。




ここプカキ湖には羊の像が建っていた。

1時ごろ、ツアーバスはクライストチャーチに向かって引き返す。

そう言えば昼食はまだである。もうお腹は空き空き状態!
ドライバーから、テカポ湖で1時間ほどの昼食休憩をとるとのうれしいお知らせ。

先ほどとは違って、ここもスッキリと晴れていた。

テカポ湖にはいくつかレストランがある。
バスでぐるりとまわって紹介してくれた。

その中のひとつにお寿司が食べれるレストランがあった。

ひらがなや漢字で書いてある看板が出迎えてくれた。





ここは日本かと見間違うようなショーウインドー、
見てるだけでもおいしさが伝わってくる。



値段は少々高めだが、
サーモンは、テカポ湖で獲れたもので、新鮮そのもの。
小鉢には枝豆、味噌汁もついてる。
わさびは本物で、ピリッと辛かった。

このお店は、日本人が経営しているとか。
店員も日本語で対応している。
やはり日本人も数組いたが、慣れない箸づかいの外国人もいた。

マウント・クックには行けなかったが、
そのおかげで美味しいお寿司にありつけたのである。

本当に満足できる昼食であった。







さて、ここテカポ湖にはもうひとつ有名なものが、、、

テカポ湖一帯は、地形、天候ともに天体観測に適しているようです。
晴れた日には圧巻の星空が広がるとか、、、

2019年にテカポ湖畔に全天候型の天文施設がオープン。






七夕飾りのようなものもあった。

3時過ぎに、ツアーバスはクライストチャーチに向かって出発。

またまたドライバーから大事なお知らせが、、、
どうやらツアー料金の半額が戻ってくるようである。

20数人のツアー客の中に、われわれ含めて日本人が7人いた。
その中のひと組に3人の親子連れがいた。
その家族は、われわれが乗車する前にはすでに乗り込んでいたようである。
昼食のためテカポ湖を降りた時、会話の様子からどうやら日本人だとわかり、
少し話しかけてみた。

お盆休みを利用して1週間ほどのニュージーランド旅にやってきたと話してくれた。
またドライバーのお知らせをどのように聞いて受け取っているかも確認できた。

さらにもうひとり、われわれの前の座席に後から乗り込んできたツアー客がいた。
どうやらわれわれが日本人であるとわかったようで、彼女から話しかけてきた。
彼女はこのツアーを日本にいる時予約をして、
そのためだけにニュージーランドにやってきたとのこと。
せっかくやってきたのに、マウント・クックまでは行けずに残念!

6時ごろクライストチャーチに着く。

最後の街歩き


追憶の橋

バスターミナルあたりまで行き、
大型スーパーで食料等を購入。




ホテルの裏にあるニュー・リーゼント・ストリート


ネオンの色が変化していく。

6時40分ごろホテルに戻る。
あんなに心配していたのに、ホテル受付係のいる時間に戻ることができた。
もちろんくくりつけておいたリュック等も、ちゃんとそこにあった。


お世話になったホテル

これで旅の全てが終わり、あとは日本に帰るだけだ。

明日(16日)早朝、飛行機でクライストチャーチからオークランドへ。
オークランドから香港経由で関空へ、17日朝に到着予定。

そのために、クライストチャーチ空港近く(800mくらい)のホテルに、市内バスで向かう。

9時前にホテルにチェックインし、10時過ぎには眠る。



今回はここまで
ではまた



オーストラリア・ニュージーランドの旅(2023年8月15日①)

2023-12-11 10:00:00 | 2023年オーストラリア・ニュージーランドの旅
こんにちは、sibasennです。

8月15日①

6時前に起きて荷物等の整理をする。

オーストラリア・ニュージーランドの旅も、いよいよ最後を迎える。
今日はツアーバスでマウントクックに出かける。

1階談話室の隅っこ、受付カウンターからも見える、
邪魔にならない場所に、二つのリュックをくくりつける。

7時前にツアーバスの待ち合わせ場所に行く。
すでに数人が待っていたので、ここで間違いない。


7時過ぎにツアーバスはやってくる。
さっそく乗り込むと、すでに何人か乗っていた。
この後、何ヶ所かでツアー客を乗せて満員状態で出発!

あとでわかったのだが、
最後に乗り込み、我々の前の座席にひとり座った客はなんと日本人だった。
彼女の話はまたあとで、、、

さてミルフォード・サウンドのツアーバスのドライバーもそうであったが、
今回のドライバーも、運転しながらずっとしゃべり続けていた。
ニュージーランドのドライバーは、なかなか大変だなあ、、、

9時20分ごろ、ジェラルディンという街でトイレ休憩。



カフェでコーヒーとパンケーキ


近くにあった教会





10時前にツアーバスは走り出したのだが、
ドライバーの喋りが少しただならない雰囲気を醸し出していたのである。

もしかして、最終目的地であるマウント・クックあたりにはいけないかも、、、


10時40分ごろ、フェアリー・パークス峠を越える。


クライストチャーチを出た頃は晴れていたが、少し曇ってきた。

写真では見にくいですが、放牧されている羊の群れ


11時前に見たこともない綺麗な色の湖が見えてきた。


テカポ湖でバスから降ろされる。


またまた写真では見えにくいですが、そうとう雪が舞っています。


雪が舞ってとても冷たいですが、
湖の色、ミルキーブルーに心が奪われ歓喜の声をあげる。


写真だけでなく、動画もいっぱい撮る。



善き羊飼いの教会




教会近くには牧羊犬の像、バウンダリー犬の像


開拓時代に柵がない状態の放牧地において
境界線(バウンダリー)を守った功績を称えている。









この橋を渡ると、カフェやレストラン、ホテルなどがある。


何度も言って本当に恐縮ですが、
湖の色の美しさに心奪われます。



テカポ湖には30分ほどいて、再びバスに乗り、プカキ湖に向かう。

今回はここまで
ではまた