菜園をやっておられる方にとっては良い季節になりました。トマト、キュウリ、インゲンなど多くの野菜がありますが、鳥、虫の被害、雨風の被害など結構大変でしょうね。立派に育ち、収穫するときの嬉しさはひとしおかもしれません。
いつも拙ブログに訪問してい頂く「稲川のおじさん」のコメントにもその様子が伺えます。
先日私の兄が
菜園の三尺ささげが背丈以上に伸びた。伸びたささげを見て童話の「ジャックと豆の木」を思い出した。緑のカーテンには最適である。しかも40~50㎝に伸びた実は茹でて胡麻醤油をかければ最高のおかずになる。節電に向けたささやかな緑のカーテン。真っ白い花が咲き、雨に濡れた葉の上にはカタツリ。夏本番は近い」
とメールをくれました。童話の「ジャックと豆の木」?また面白いことを言い出した。これは後回しにして。
私は「三尺ささげ」なるものを知らなかったので、尋ねると詳しく返信をくれました。
大角豆(ささげ) アフリカ北部のエチオピアが原産地日本へも平安時代にはすでに渡来。名前の由来は、莢の先が上に反り返り、捧げもつ手の形に似ていることから。 ささげの莢は普通10~30㎝。小豆は煮崩れするが大角豆はしないので、赤飯、強飯には大角豆を利用する。地方では畑大角豆(ハタササゲ)奴大角豆(ヤッコササゲと呼ばれる
十六大角豆(ジュウロクササゲ)莢の長さが30~90㎝ 地方では長大角豆(ナガササゲ) 三尺大角豆(サンジャクササゲ) ふうろまめ と呼ばれる。 三尺大角豆とふうろまめは同じ。
なんーだ、私が小さいときお袋が家の裏庭とか田んぼの隅で作ってた「フロ」ではないか。これで納得。最初から「フロ」と言ってくれよ。俺、日本を離れて長く、菜園にも縁遠いのだよ。
おもしろ百科大角豆と小豆 江戸時代、武士の間では赤飯や強飯に小豆の代わりに大角豆が使われるようになった。 それは小豆が煮えると皮が破れやすい、すなわち『腹が切れる(切腹に通じる)』ことを忌み嫌っての事。
なるほど、後で検索したら本当に「ささげ」の豆は小豆とうり二つだね。でも豆になる前にさやと一緒に食ってしまっていたので分からないや。
三尺ささげとジャックと豆の木を関連づけるのが分からないとの事。ささげがしっかり根が張って来て、根粒菌が盛んに動き出すと、空中から窒素成分を吸収し始める。すると蔓は一気に伸び始める。一晩でどれだけ伸びるか計測したら32センチだった。その時にジャックと豆の木を思い出した。ジャックが交換したのは魔法の豆だから、一晩で雲を通り越して行き、お城にたどり着いたとさ。
えっ!ほんとに計った。ご苦労さん。さすがだね。良く伸びることを書いたブログを2-3見た。一晩では無理だろうが、天にも届きそうな勢いとか。魔法の三尺ささげの種があったら良いね。一豆三宝(緑のカーテン、おかず そして財宝)否、一豆一宝か。
ところでこんなことも書いてたよね。
豆の蔓は時計の回転と同じで、右回りに支柱に絡んでゆくのを発見。
きゅうりのヒゲも同様に接触した物に右回りに絡む。地球の自転に関係しているのだろうか。
ここに興味深い映像があるので紹介する。つるが右回転しながら延びていく様子が映ってる。スローモーションとは言えすごい勢いで伸びて行く様子は生命の力強さを感じられます。
ささげ(いんげん)のこと初めて知ることができました。九州に住んでる時ながーいいんげんがあったことを思い出しました。あの右巻きのスローはおもしろい!
我が家でもあと数日でいんげんを10本ほど収穫できます。春に植えたイタリアンパセリがすごく勢いがいいです。和ちゃん新居生活たのしんでいるね。 よかったね。
畳2枚ほどの菜園を我流で野菜つくりを楽しみ、5月はスナップエンドウ、6月~きゅうり、トマト、ピ-マンの自給、その間青紫蘇が自生して毎夜食テ-ブルに乗ります。きゅうりはすでに30センチほどが取れ、トマトも赤く色づき始めました。ゴ-ヤは日陰作りながらこれからです。
収穫が楽しいのか次はとうもろこし・2作目のきゅうりを家内の要望で、作付けしました。
健康を考えて豆類を毎日取ります。朝、夕納豆です。いんげんは頂き物が有りますので買う事は少ないのですが、そろそろささげが道の駅に出ますので必ず買います。湯がいて少しの味噌・醤油で食べます。春のセリを使った白和え、夏のささげ・ゴ-ヤは私の定番です。
田舎がまた懐かしくなりました。