小詩のつぶやき

日常茶飯事の囁き

旧 餘部鉄橋

2013年09月01日 | 日記

旧 餘部鉄橋

山陰本線 鎧駅と餘部駅 の間に 両側の山を繋ぐように架橋されている

長さは 309.4m 高さは 41.5mで トレッスル式鉄橋

尚 現在は コンクリート製に架け替えられているが 一部 残存されている

下り列車に乗り 鎧駅を通過後 トンネルを抜けると 右手に 日本海の 雄大な

景色が飛び込んでくるが この時 列車は 空中回廊を走っている

鉄橋が出来たのは 明治45年で 約2年程 懸りましたが 機械力の乏しい当時の事さぞ

難工事だったと思います

でも 鉄橋は出来ても 駅は無かった

地元の人たちは 線路を歩いて 隣の 鎧駅まで 行くという 不便な生活を強いられて

いました

今の駅ができたのが 昭和34年 のことです

それから 約30年位 後のこと

昭和61年の年末 列車の転落事故が発生しました

団体列車の回送客車が 強風に煽られて 転覆 落下

直下の 工場と民家を直撃し 尊い 人命が犠牲となりました

其の犠牲者の慰霊の為 聖観音菩薩像が 安置されています

 

 

 


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