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side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

with コロナ: センチュリオン箱根別邸① 施設編

2020年06月21日 | ホテル宿泊レポ 神奈川 箱根
緊急事態宣言の解除後に行った箱根では センチュリオン箱根別邸に宿泊した
自粛解除とはいえ、慎重に行動したいと思い、県内で人との接触がないよう客室数の少ない宿泊施設を探した

箱根は首都圏から日帰りも可能な距離でありながら、温泉地・観光地として魅力的な神奈川が誇るエリアです。
昨年の台風で大きな被害を受け、休業を強いられた宿泊施設がようやく再開しようとした矢先のコロナ禍で、本当に気の毒でなりません。
コロナ対策で大型ホテルは休業の選択をしたところも多かったです。

お気に入りの富士屋ホテルグループのホテルも箱根エリアでは7月1日からの再開予定になっています。

今回宿泊したセンチュリオン別邸は会社の保養施設をホテルにリノベーションして昨年の8月にオープンしました。
仙石原の別荘・保養所エリアにあります。
全部で13室という規模が決め手となりました。

思い返せば、別荘地の静かなエリアで心地よく、また食事も大変美味しかったです。
一方で、インテリアや無料の貸切風呂のサービス等工夫を凝らしている姿勢は伝わるのですが、ハードの制約と案内不足からチグハグ感も感じた不思議な滞在でした。

施設は斜面を上手く利用した建物で、敷地入口には暖簾が掛けられ、アプローチも風情があります。
一方で、限られた利用者を想定しての建築だったためか、バリアフリーの対応がありません。
ホテルフロントまでも写真のような屋外の階段を登る必要があります。
残念ながらエレベーターはありません。
階段には手摺はありますが、雨天や雪の日などはもちろん高齢者連れの場合は注意が必要です。

足に心配がなければ、周辺の自然溢れる景色や建物のお洒落な雰囲気を存分楽しめると思います。
館内自体は2階建てです。
先ほどの階段を登り、玄関までのアプローチ
夜は照明も印象的に使われています。

周囲にはコンビニ等商業施設はありません。
夜はもちろん日中も静かで自然の風を楽しめる施設です。
目の前の道路は急坂なため、周辺散策には不向きです。

フロント前で靴を脱ぎチェックイン
客室前のホールは床が畳敷き
館内は素足なのね・・・と思ったら、お部屋にスリッパがありました。
まぁお好みで・・・ということのようですが、不思議な感じです。


今回は和ラグジュアリーツイン 50㎡
窓の障子も開けられますが、裏庭感満載で残念ながら手入れはここまでは届いていなかった

クィーンサイズのベッド2台
和洋室となっているのですが、和室部分はベッドで占められています。
写真手前にわずかに洋室部分があってソファとテーブルがあります。
洋室部分は段差がありますが、この部分まで畳敷きの方が広々使えたような気がします。

このお部屋定員が4名になっています。
今後のこともあり、4名で利用の際はどこに寝具が入るのかを聞いたところ、4名で2台のベッドをシェアするんだそうです。
クィーンサイズですから確かにベッドには十分の広さがありますが、ちょっと注意書きがあってもいい点。

箱根宿泊のお楽しみのひとつ温泉

宿泊者は半露天の貸切風呂が使えます。
但し、貸切風呂に行くのも階段を昇り降りしないといけません。
木々に囲まれた東屋風で解放感ある貸切風呂でした。

大浴場は1階にありますが、大きさとしては貸切風呂と同じくらい
男女共大人3人くらいで一杯になってしまうサイズです。

お部屋には露天風呂がついています。
風呂内の銀色のボックスに鉱泉効能のある石の成分があるそうです。
露天風呂の横には広すぎるくらいの広いシャワールームがついています。

私達は朝に露天風呂を利用しましたが、爽快でした。
お湯を溜めるのに時間がかかりますが、のんびり広々入るには部屋の露天風呂が一番でした。


洗面室は小さめ
アメニティ類
自然派化粧品は洗顔料から乳液まで揃っています。
ドライヤーはダイソンでした

珍しいのは客室にも大浴場の脱衣所にも足用のドライヤー(写真左)があったこと。
体重計のようですが、足を乗せると足元に風が吹きつけられ、お風呂上りの足を乾かしてくれます。

部屋着も凝った作務衣でした。
女性はタンクトップ付の着物風ワンピでした。

前身が保養所という制約のあるハードの中、色々工夫をしているなぁと感じるホテルでした。
HPを含め、まだまだ案内不足を感じる点が多かったのが残念です。
駐車場も6台(予約制)となっていますが、6台はギリギリという広さでした。
顧客ターゲットは私達より若い世代(家族)なのかなと感じました。

といろいろ書いてしまいましたが、全体的に満足だったのはお食事にとても満足したからです。
食事編に続く


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