side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

狐晴明九尾狩 ライブビューイング

2021年10月07日 | 演劇・舞台
現在 赤坂ACTシアターで公演中の 劇団☆新感線 「いのうえ歌舞伎 狐晴明九尾狩」
劇団41周年興行で、主演は中村倫也、共演 向井理、吉岡里帆など、劇団☆新感線らしい”化学反応”が楽しみなキャスティング

その公演が近くの映画館でライブビューイングされるというので、行ってきました。

舞台を映画館でライブビューイングするのは初めての経験
109シネマ湘南の大きいスクリーンでしたが、ほぼ満席(コロナ対策で市松模様の配席)でした。

映画と違うので公開予定映画の予告編などなく、時間になるとスクリーンは会場(赤坂ACTシアター)の映像に切り替わります。
開幕までの場内のザワザワ感も画面越しに伝わってきました。

公演と同じく、途中20分の休憩をはさみ、終演後はカーテンコールも放映されました。
会場で公演終了、退場のアナウンスが入ったところで、映画館も照明がつきました。

ストーリーは平安時代、宮廷陰陽師の安倍晴明(中村倫也)が、九つの尾をもつ凶星が流れるのを見、中国から九尾の妖狐が日本に渡ってきたことを知る。
宮廷に上申するも、宮廷は九尾の妖狐退治を中国留学からもどってきたばかりの賀茂利風(向井 理)に命じる。
利風とは幼少期から晴明と腕を競い合った仲だったが、晴明は九尾の妖狐が利風の身体を乗っ取っていることに気づいていた。

カメラワークの好みはあるかもしれませんが、私はストーリーだけでなく映像も多いに楽しむことができました。

なにより向井理の美しさは感動的
舞台メイクと照明の効果もあるのでしょうが、TVのドラマより数段格好よかった。
もちろん 中村倫也も安倍晴明がハマっていました。

殺陣の場面も多かったが、平安貴族の衣装での立ち姿・決めポーズが美しかった。
舞台用に軽量化していても裾の長い着物姿での立ち回りはかなりのハードワークの様で、終演近くはお疲れが顔に出ていた気がします。

生鑑賞のように舞台と客席の熱の相乗効果を感じることはできませんが、コロナ禍で舞台鑑賞も遠ざかっていたので、久しぶりに堪能しました。
会場をみると、隣合っての通常配席だったようです。

ライブビューイングのチケット代は4600円(税込)
本公演は10月6日のみライブビューイング開催でした。

暫くはこのような企画もあっていいのでは、と思いました。



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