モダマ

丸いものに目がない私は、沖縄で出会ったモダマには目がキラリ。
沖縄に行くたびにお守りとして（効能は我が心に）モダマを買って帰るようになった。
好きが高じて何年目かについに莢まで買って帰ってしまった。
それが今日なぜか折れた。
我が家の守り神！？としてのモダマくんが折れるなんてなんだか怖い、ので今日はモダマを取り上げて陽の目を浴びせることに。

上の写真は中のマメ。
とても硬い皮で覆われているので、よくアクセサリーなどにも使われている。
そしてこの上からぶらさがっているのが、折れた巨大な莢。



長いものだと莢の長さが 1.5 メートル（我が家のは80センチくらい）、豆の直径は 5 ～ 10 センチくらいあり、世界最大の豆なのだ。
ジャックとマメの木を連想させる。
大型のつる植物であり、莢のみならずうねうねとした蔓・木の根元もその姿は圧巻だそうだ。
日本では、屋久島や西表島などにあり、マングローブの森など水沿いに生えている。
種子が水に落ち、海に流れ様々な場所に漂着する。
海流散布で子孫を広げる植物の代表格だ。
名前の由来は、海岸に流れ着いたものが、海藻の産物だと考えられ、種子も磨くと玉のように美しいからだとか。

沖縄は海はもちろん、山にも本島にはない面白いものがいっぱいある。
渉くんが大きくなったら、一度この目でぶら下がっている莢を見てみたい。
そして夜は海辺で三線弾いてるおっちゃんと仲良くなって、泡盛を酌み交わしたい。
そしてそして寝転んで満天の星空を眺めたい。
あ～早くいきたいさぁ。