畑倉山の忘備録

日々気ままに

二つの右翼

2018年02月18日 | 歴史・文化

問題は明治維新という英国に日本が侵略されたことにあるのだ。宮廷ユダヤ人ロスチャイルドは世界の王様にカネを貸して操る段階から、ステップを上げて、国の王を創作する段階に入った。それが明治維新の明治天皇の創作である。

明治天皇が誕生すると明治天皇を守る『右翼』と呼ばれる人種が同時に誕生した。それが今、日本にちょっと出て来た、シナ人は悪い!朝鮮人は悪い!とヘイトスピーチする東アジア分断の英国製明治天皇の流れの右翼である。

また明治維新とは260年間も禁教とされたイエズス会の逆襲だともいえる。天皇を現人神(カルト神)として、「天皇陛下万歳!」と叫んで殉教死するのは、イエスキリストのために殉教死するのが一番正しい!と間違った信念を持っているイエズス会から来たものだろう。

さて英国が創った現人神天皇を守る右翼と関東軍は180度違う。英国製天皇教の右翼は東アジアの分裂を目的にしている。だから「朝鮮人は悪い!シナ人が悪い!」というのが口癖である。英国製天皇教右翼は元々は英国の利益のために行動する。もっと広い視野で言えば、英国製天皇教右翼は欧米の利益のために行動する。

しかし1920年代後半から時代の主役に躍り出た関東軍は英国製天皇教右翼とは180度違う姿勢であった。日本人・朝鮮人・漢民族・蒙古人・満州人の祖先は同じで、この5民族の故郷は満州の大地である!という考え。それは大本教から来るのであった。

満州国の「皇帝・溥儀」以下、全ての幹部は紅卍字会や道院の会員であったが、紅卍字会と道院は大本教の別働隊であり、満州国の国教は実質、大本教であったのだ。大本教がいかに満州国に影響を与えていたか?それを隠しているのが御用学者だが、御用学者の仕事とはウソを守ることであるのでしょうがない。

自民党は呪われたようにダメだ。第一にTPPがトランプ大統領によって否定されたこと。第二に白紙領収書問題など自民党の体質は税金万引き体質だとバレた。第三に安部総理は次の米大統領はヒラリーだと思ってた、その前の見えなさがヤバイ。

日本会議とは現憲法を改正して天皇を明治のように再び現人神にするということだが、今の天皇にその考えを否定されている。明治政府(長州政府)が英国の傀儡だったように自民党も米国ヒラリー派の傀儡であったのであり、トランプ大統領出現によって何もかも終わったのである。

日本会議とは成長の家の総裁の谷口雅春の思想だが、それは単純なる天皇を神として崇拝するもの。谷口雅春は天皇の正体を見えなかった。しかし谷口雅春の一時的な師であった出口王仁三郎は天皇はニセモノであることは解っていた。王仁三郎が崇拝していたのはスサノオであったから。スサノオとはバアルのユーラシア大陸的な呼び名である。

(サーティンキュー)