ソ連時代からロシア政府は、政府の費用でオリンピックに出場し、メダルを取れる選手の育成を行って来た。
しかし、実際にオリンピックに出場できるのは数万人に1人の優秀な選手だけであり、スポーツのみに専念して来た99%の「オリンピック脱落組」の選手達は、引退後、読み書き・計算の能力も不十分な膨大な数の人間の群れとなる。
工場・企業からは「使い物にならない労働力」として排除される、この「オリンピック脱落組」は、ロシアン・マフィアとなり、そのスポーツ選手としての腕力を生かし、麻薬売買・売春・脅迫等の暴力を伴う仕事で生計を立て、同時に、ロシアの旧KGB・秘密警察の「現場・暴力担当者」となって来た。
1991年のソ連崩壊により、元オリンピック出場選手達も生活に困り、「昔のスポーツ仲間」のコネクションで、このマフィアに加わって行った。
この「オリンピック脱落組」を末端に抱える旧KGB=マフィア勢力によって経営されている、ロシア最大手の石油会社がロスネフチである。
2014年には、ロシアのソチでオリンピックが開催される。
このオリンピック会場・建設委員会の全責任者=委員長には、ロスネフチ等の原油・天然ガスのパイプライン建設を独占するトランスネフチの社長ワインシュトックが、「選出」されてきた。
建設工事にまつわるワイロ問題がクローズアップされて後、ワインシュトックは「形式上だけ」、表舞台から姿を消してきた。
ワインシュトック=元オリンピック選手・「オリンピック脱落組」=旧KGB現場担当者のボスが、「影から」、ソチ・オリンピックを仕切る事になる。
2011年、福島・原子力発電所の事故によって、原発が停止した日本では、原油・天然ガスによる火力発電が大きな比重を占める事になり、東京都は「独自ルート」によって、天然ガス発電所の建設に乗り出してきた。
この「独自ルート」は、猪瀬・東京都知事(前)とワインシュトック=ロシアン・マフィアによる、天然ガス供給を意味した。
天然ガス購入の見返りに、ワインシュトックは、ソチ・オリンピックの次は東京、という水面下での交渉を、「国際オリンピック委員会IOC」=兄弟分のマフィアに働きかける。次期オリンピックが東京に決定した、水面下の交渉の実働部隊である。
マフィアは「当然」、5億円の天然ガス供給を7億円で受注し、2億円をピンハネする。そのピンハネを見逃し「協力した」猪瀬・東京都知事には、「当然」、協力の見返りに5000万円が提供される。5000万円はロシアン・マフィアからの政治献金では「マズイ」ため、自民党のロシアン・スクール=親ロシア・グループの手によって、長年、自民党に政治献金を続けてきた、最もオーソドックスな「医療関係・企業からの献金」の形を取る。
この2億円のピンハネがあまりに露骨となり露見する危険性に猪瀬が抗議すれば、ワインシュトック側と意見対立が起こり、不快を感じた猪瀬が5000万円を返却のため保留=受け取り拒否となり、交渉は座礁に乗り上げる。
田中角栄、そして首相在任中、悪評とバッシングに苦しめられ早期退陣した森喜朗、逮捕・下獄させられた鈴木宗男等、アメリカを経由せず、原油・天然ガスの日本への輸入を手がける政治家は、常に、「ツブサレテキタ」。
アメリカ留学組の東京地検の捜査と、ロシア側からの「切捨て」策によって、右にも左にも支援グループが存在しなくなった猪瀬の行く末は衆目の見た所となる。
日本国家よりも規模の小さな東京都政であっても、日本国内の内政問題は、常に、ストレートに外交問題である事、内政干渉によって常に内政問題が動かされている典型的な事態となっている。
ロシアのソチ・オリンピックを仕切る、ロシアン・マフィア。
オリンピック会場の広大な建設工事・事業の利権を握る、ロシアン・マフィア=ワインシュトックの経営企業トランスネフチは、天然ガス等の輸送企業でもあった。
そしてロシアの天然ガス田の所在地は、イスラム教徒等の居住地に偏在している。
元々の「先住民」であるイスラムを排除し、ロシア政府・プーチンが天然ガス田の利権を握るためには、軍事力によるイスラム勢力の制圧が不可欠であった。
この軍事制圧に必要とされる軍備・装備の販売を握るロシアン・マフィアが、「同時」に、エネルギー企業=トランスネフチの経営者でも「あらねばならなかった」事情が、ここにある。
「当然」、イスラム勢力は反撃として、ソチ・オリンピックへのテロを宣言する事になる。
この「国際オリンピック委員会IOC」系列のロシアン・マフィアの力を借り、日本が東京オリンピックの誘致に成功した事は、まぎれもない事実であった。
ワインシュトックは日本に、ソチ・オリンピック会場建設への資金投資を求めていた。
この投資に応じる事は、世界最大の天然ガス輸出国=ロシアの、天然ガス・パイプラインへの投資への登竜門であり、アメリカを経由しないエネルギー確保への投資であった。
猪瀬・元東京都知事の「失脚」は、この登竜門が破壊された事を意味している。
田中角栄、鈴木宗男同様、アメリカ経由でない日本独自のエネルギー安全保障を求める政治家は、「抹消される」という事になる。
猪瀬が出自の不明な、政治裏金を持っていた事が問題なのではない。
「出自の不明な、政治裏金」を非難する、マスコミの「自称・正義感」が、アメリカ経由でない日本独自のエネルギー安全保障の道を、破壊している事が問題である。
CIAへの留学帰国組で占められている東京地検幹部達は、猪瀬を逮捕立件できるだけの証拠が確保できず自信が持てず、「外部に漏らしてはならない、捜査上、知り得た秘密」をマスコミに流し、世論の非難で政治家を抹殺する反則技を駆使した。
東京地検が、「なぜ情報を流した」のか、踊らされている者達は、元々、考える能力を持っていない。
(中村 泰士)https://www.facebook.com/taishi.nakamura1 2014.1.22
しかし、実際にオリンピックに出場できるのは数万人に1人の優秀な選手だけであり、スポーツのみに専念して来た99%の「オリンピック脱落組」の選手達は、引退後、読み書き・計算の能力も不十分な膨大な数の人間の群れとなる。
工場・企業からは「使い物にならない労働力」として排除される、この「オリンピック脱落組」は、ロシアン・マフィアとなり、そのスポーツ選手としての腕力を生かし、麻薬売買・売春・脅迫等の暴力を伴う仕事で生計を立て、同時に、ロシアの旧KGB・秘密警察の「現場・暴力担当者」となって来た。
1991年のソ連崩壊により、元オリンピック出場選手達も生活に困り、「昔のスポーツ仲間」のコネクションで、このマフィアに加わって行った。
この「オリンピック脱落組」を末端に抱える旧KGB=マフィア勢力によって経営されている、ロシア最大手の石油会社がロスネフチである。
2014年には、ロシアのソチでオリンピックが開催される。
このオリンピック会場・建設委員会の全責任者=委員長には、ロスネフチ等の原油・天然ガスのパイプライン建設を独占するトランスネフチの社長ワインシュトックが、「選出」されてきた。
建設工事にまつわるワイロ問題がクローズアップされて後、ワインシュトックは「形式上だけ」、表舞台から姿を消してきた。
ワインシュトック=元オリンピック選手・「オリンピック脱落組」=旧KGB現場担当者のボスが、「影から」、ソチ・オリンピックを仕切る事になる。
2011年、福島・原子力発電所の事故によって、原発が停止した日本では、原油・天然ガスによる火力発電が大きな比重を占める事になり、東京都は「独自ルート」によって、天然ガス発電所の建設に乗り出してきた。
この「独自ルート」は、猪瀬・東京都知事(前)とワインシュトック=ロシアン・マフィアによる、天然ガス供給を意味した。
天然ガス購入の見返りに、ワインシュトックは、ソチ・オリンピックの次は東京、という水面下での交渉を、「国際オリンピック委員会IOC」=兄弟分のマフィアに働きかける。次期オリンピックが東京に決定した、水面下の交渉の実働部隊である。
マフィアは「当然」、5億円の天然ガス供給を7億円で受注し、2億円をピンハネする。そのピンハネを見逃し「協力した」猪瀬・東京都知事には、「当然」、協力の見返りに5000万円が提供される。5000万円はロシアン・マフィアからの政治献金では「マズイ」ため、自民党のロシアン・スクール=親ロシア・グループの手によって、長年、自民党に政治献金を続けてきた、最もオーソドックスな「医療関係・企業からの献金」の形を取る。
この2億円のピンハネがあまりに露骨となり露見する危険性に猪瀬が抗議すれば、ワインシュトック側と意見対立が起こり、不快を感じた猪瀬が5000万円を返却のため保留=受け取り拒否となり、交渉は座礁に乗り上げる。
田中角栄、そして首相在任中、悪評とバッシングに苦しめられ早期退陣した森喜朗、逮捕・下獄させられた鈴木宗男等、アメリカを経由せず、原油・天然ガスの日本への輸入を手がける政治家は、常に、「ツブサレテキタ」。
アメリカ留学組の東京地検の捜査と、ロシア側からの「切捨て」策によって、右にも左にも支援グループが存在しなくなった猪瀬の行く末は衆目の見た所となる。
日本国家よりも規模の小さな東京都政であっても、日本国内の内政問題は、常に、ストレートに外交問題である事、内政干渉によって常に内政問題が動かされている典型的な事態となっている。
ロシアのソチ・オリンピックを仕切る、ロシアン・マフィア。
オリンピック会場の広大な建設工事・事業の利権を握る、ロシアン・マフィア=ワインシュトックの経営企業トランスネフチは、天然ガス等の輸送企業でもあった。
そしてロシアの天然ガス田の所在地は、イスラム教徒等の居住地に偏在している。
元々の「先住民」であるイスラムを排除し、ロシア政府・プーチンが天然ガス田の利権を握るためには、軍事力によるイスラム勢力の制圧が不可欠であった。
この軍事制圧に必要とされる軍備・装備の販売を握るロシアン・マフィアが、「同時」に、エネルギー企業=トランスネフチの経営者でも「あらねばならなかった」事情が、ここにある。
「当然」、イスラム勢力は反撃として、ソチ・オリンピックへのテロを宣言する事になる。
この「国際オリンピック委員会IOC」系列のロシアン・マフィアの力を借り、日本が東京オリンピックの誘致に成功した事は、まぎれもない事実であった。
ワインシュトックは日本に、ソチ・オリンピック会場建設への資金投資を求めていた。
この投資に応じる事は、世界最大の天然ガス輸出国=ロシアの、天然ガス・パイプラインへの投資への登竜門であり、アメリカを経由しないエネルギー確保への投資であった。
猪瀬・元東京都知事の「失脚」は、この登竜門が破壊された事を意味している。
田中角栄、鈴木宗男同様、アメリカ経由でない日本独自のエネルギー安全保障を求める政治家は、「抹消される」という事になる。
猪瀬が出自の不明な、政治裏金を持っていた事が問題なのではない。
「出自の不明な、政治裏金」を非難する、マスコミの「自称・正義感」が、アメリカ経由でない日本独自のエネルギー安全保障の道を、破壊している事が問題である。
CIAへの留学帰国組で占められている東京地検幹部達は、猪瀬を逮捕立件できるだけの証拠が確保できず自信が持てず、「外部に漏らしてはならない、捜査上、知り得た秘密」をマスコミに流し、世論の非難で政治家を抹殺する反則技を駆使した。
東京地検が、「なぜ情報を流した」のか、踊らされている者達は、元々、考える能力を持っていない。
(中村 泰士)https://www.facebook.com/taishi.nakamura1 2014.1.22