まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

226の道/新雑句雑感(293)~プロローグ5の終わり

2018-02-27 10:32:19 | 新雑句雑感

*珠玉のバラード!川江美奈子

待春のカラオケバトル白紙(スカ)ばかり  待春のハトバスツアー晴れ続く  春を待つ226の道たどり  望郷に亡郷かさね春待つ日  裸の街春待つ心ばかりなり  透き通る春待つ少女透き通る  どこからか太郎次郎の春待つ貌  待春の何ごともなく石となる  待春のすべて地蔵が手招きす  待春の骨だけとなる湿地帯  待春の港の見える秘所とあり(横浜三渓園)  ポロロッカ目黒不動前店春を待つ  待春の埃まみれの造花たち  待春や路上につづく強きもの  待春の架空の日々は青と決め  待春の老ひたる者の背のまろし  破れても春待つこころ野辺にあり  鏡割る音の連なり春を待つ  226軍靴に春を待つこころ

「横浜三渓園」の画像検索結果

 

川江美奈子集

https://youtu.be/3JQoiqGWpzY?t=107


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【226】悔しくて悔やみき... | トップ | 【二月尽】14度から21度... »

新雑句雑感」カテゴリの最新記事