まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

丸腰の平和と日本人の傲慢さ/TVタックル『日本人と戦争』~プロローグ3の終わり(その49)

2014-08-18 23:52:07 | 日記
第1部は中国の偽装漁民の侵入を囮に自衛隊の反撃を引き出し、その直後の本格的な尖閣占拠である。一度占拠されたら終わりであるというシュミレーション。元弁護士の日共参議院議員やもはや日共同伴タレント室井祐月や元テレ朝解説委員(現法大教授)など売国側は丸腰のまま外交交渉で解決すればよいという相変わらずの国際常識も人間的、社会的常識もゼロの議論。ヒゲの隊長佐藤正久参議院議員や俳優今井雅之(元自衛隊員)などはいま現在の現実世界の生きた生活者の議論である。佐藤、今井両氏はさすがに甘えの一切許されない環境で生きて来た人間の言葉を発している。売国側は何かと言えば戦前の侵略の歴史の再現を危険視する。しかし現在の日本に侵略者の面影はわずかでも残っているだろうか。このような根拠の無い、また世代的に戦争の実体験の皆無の人間がまともな神経で口に出来ることではない。まさに洗脳の成せる業である。山際澄夫氏の【集団的自衛】は日米安保はもとより先の大戦の勝者によって結成された国連の存立原理でもある。あらゆる意味で日本が再び侵略者になることはあり得ない。個人と国家の自然権としての個別的自衛権もその実効性を保障する集団的自衛権も個人と国家が存立する最低限の必要を満たすものにすぎない。このようなことを今になって議論している日本国とその国民は戦後全く自立も独立もしていなかったということの証明である。《続く》

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