小寒のまだまだ未熟といふことば
小寒のアナキスト詩人茫茫と(1970年代に金子光晴と遭う)
大寒の雨とは地獄に降る雨か
小寒の儚さ大寒は捨ててをけ
寒に入るときロックンロールの響きあり
生きて死ぬ謎解けぬまま寒に入る
月ひとつ射程に入る寒の内
灯油カーまたやり過ごす小寒日
捨てられぬスマホ寒に入りにけり
人のため生きる激しさ寒に入る
肉体を離れて寒の遠ざかる
小寒のまだまだ未熟といふことば
小寒のアナキスト詩人茫茫と(1970年代に金子光晴と遭う)
大寒の雨とは地獄に降る雨か
小寒の儚さ大寒は捨ててをけ
寒に入るときロックンロールの響きあり
生きて死ぬ謎解けぬまま寒に入る
月ひとつ射程に入る寒の内
灯油カーまたやり過ごす小寒日
捨てられぬスマホ寒に入りにけり
人のため生きる激しさ寒に入る
肉体を離れて寒の遠ざかる