まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

寒に入るときロックンロールの響きあり まほろば/新雑句雑感(47)~プロローグ7の始まり

2020-01-07 22:26:09 | 新雑句雑感

小寒のまだまだ未熟といふことば

小寒のアナキスト詩人茫茫と(1970年代に金子光晴と遭う)

大寒の雨とは地獄に降る雨か

小寒の儚さ大寒は捨ててをけ

寒に入るときロックンロールの響きあり

生きて死ぬ謎解けぬまま寒に入る

月ひとつ射程に入る寒の内

灯油カーまたやり過ごす小寒日

捨てられぬスマホ寒に入りにけり

人のため生きる激しさ寒に入る

肉体を離れて寒の遠ざかる