今日は午前中はわずかながら晴れ間もでましたが、午後からまた小雨が降り続いています。明日も変わらないようなのでもう諦めるしかありません。ヤフーの方で俳句と並ぶもうひとつの趣味の競馬の書き込みを実際のレースの進展に合わせて独自の予想を発表するというものです。これならこれを雨で一日室内にいても十分に楽しめます。それと今日はNTV系で一日音楽特番をやっているようです。これをBGMで流しながら次は俳句関連の作業に入ります。と言っても実は本業が別にあります。つねにその作業一式を手元に置き、すべてがながら作業というわけです。昨日関西系の俳句結社から同人推挙の通知をもらい、先ほど返信を出したところです。主宰選に加えて自選欄がありますが、こちらに出すには句のレベルを上げるしかありません。そこで別に参加している同人誌や会員誌を読み込む他に、やはり総合誌の特集記事などから目が離せません。ちょうど「俳句」7月号の特集【表現力を磨く10のコツ】が打って付けでしょう。しかしそれだけではちょっと物足りないので、同誌のサブ特集【座談会 団塊トリオが語る「俳句の未来」】とそれに付された『団塊俳人競泳』(8句×18人)をジックリと読み込んでいます。この中に面識のある人が3人いて、さらに会員誌の先輩の女流1人の計4人の句評をヤフーブログに書いています。一人目の大井恒行さんにとりかかったところですが、これが私などには読解困難な詩(喩)の深遠を感じています。1970年の喪失感から【団塊の世代】がいかに脱し、どこに向かおうとしたか。その成否は?・・など興味深いものです。ちなみに私は彼らのすぐ背後で置いてきぼりをくらったキリギリス世代です。さらに後ろから元祖新人類たちに迫られ、茫然と立ち尽くすしかなかった1970年代という時代の申し子でした。彼らはいまでも憧憬と敵愾心の入り混じった遥かな存在であり続けています。・・・《続く》
鳥帰るやがて孤影の紺世界 大井恒行
鳥帰るやがて孤影の紺世界 大井恒行