まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

大洪水の記憶/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その27)

2015-06-01 16:05:44 | 雑句雑感Ⅵ
大観音もとめて六月の雨となる  六月や瞳孔を開く薬です(眼底出血の検査) ノンカロリービール六月の揺れ激し  六月のアララット山に巨船あり  六月空押しても引いても無駄なこと  六月や二十一世紀といふ呪文  更衣人体パーツの騒ぎ出す  ラムネ飲む藤谷美和子は生きている  沖縄の白旗は地球の白旗酷暑の日  父の日のラブ・イズ・オーバーとは私のこと  白菖蒲人類は皆兄弟です  空持たぬ菖蒲を花と呼ぶなかれ  菖蒲田の十字は人間を射抜くもの  大洪水の記憶が途切れ梅雨は来ず