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まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

明治大帝の雪/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その114)

2014-09-19 21:12:22 | 雑句雑感Ⅲ
スイッチを押す土壇場の明鴉  死にたがりの魔術師秋の陽を恋しがる  秋燕や伝助劇場いまもある  明治大帝の雪溶けて絶海を見失ふ  からんからん浅草に猿人の夏迫る   <fon</strong>

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夜の静寂/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その112)

2014-09-19 00:13:59 | 雑句雑感Ⅲ
鸚鵡追へば火を焚くばかり夜の静寂(しじま) 佇ち止まる大いなる不在の一片として  父も母も花屋で焼かれ蘇生せり  砕けても岩礁でありたい人間でありたい  爆心地の少年兵に何の夢か聞いてみる かまつかはかまつかにあらず紅つのる  コンビニの隣人彼岸のまた彼岸  青春残酷物語の主役人体は無謬なり  胡桃割り人形忘却の空つづく  蓑虫の蓑より出でて果てはなし

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