goo blog サービス終了のお知らせ 

まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

無風の空/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その175)

2014-10-18 23:51:12 | 花咲舞が黙っていないⅡ
未来とはこの世とあの世逆転す  地獄変いろいろあれど愛はなし  滅びてなほ蠢いてゐるキリギリス  闇から闇へストロンチウム知ってるかい  僕の何を知ったのだろう秋うるうる  東京足立大阪西成その先は  自由民主党から自由を取れば民主党  どんな詩が出来るか無私といふ証し(小川双々子先生へ)  血しぶきと地響きムー大陸は浮上せり  いよいよだな無風の空を夢想せり      

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生は無謬/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その168)

2014-10-16 10:57:46 | 花咲舞が黙っていないⅡ
引き籠りは限界花吹雪割って出る  朧月夜差し歯の天使はメイド服  再臨は中止か王将の餃子あり  阪急地下のきつねうどんは極大なり  聖母子の二枚重ね人生は無謬なり  母なる白さ喇叭ズボンで闊歩せり  キッチンドリンカーの妻と帰宅後飲み明かす  アダムとイブ九十九回目のプロポーズは未完なり  急いては事を逸すといつしかアル中に  毒をもって毒を制す夏石番矢と金子兜太

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏石番矢もダメ/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その162)

2014-10-13 08:32:26 | 花咲舞が黙っていないⅡ
夏石番矢もダメ 人間が俳句を詠んでいる   俳句界は東京赤坂にはない 千円返せ   夏石よ! 東大辞めて俳句も止めよ   とにかく俳句といふやつ この世に蓮咲かす   俳句の寿命誰も知らない だから廃句   茶川龍之介の三丁目に俳句といふ夕日があるかも   日本人ならただ黙れ ポロポロポロリン   いつまで生きて金子兜太の振りをする   爆心地でマラソンしたからもう走れない   皇居一周すればわかる 俳句の存在する余地なし    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20世紀は終わった/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その158)

2014-10-11 21:48:02 | 花咲舞が黙っていないⅡ
10・21防衛庁闘争に間に合わなかった  火を焚いても柱を背負っても20世紀は終わったはず  人間が好きなんだね君はそんな顔してた  俳句って相当見っとも無いよ今さら9条守れだなんて  結婚相手まで鎌倉佐弓という夢ばかり見て  東大俳句会の仲間は俳句界の選なんかしない  退官までにあといくつ博士論文が書けるのか  かげぼうしのような人生誰か共有したのかい(かげぼうしかの氷葬に遅れしや 夏石番矢)  尾崎豊が死んだ1990年代の暗黒は俳句にはない  人間とこの世界の交感は定型詩には盛れない
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の独断/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その139)

2014-10-02 04:53:44 | 花咲舞が黙っていないⅡ
生きていても仕方がない者の最後の独断  転載くらい出来るだろうよラブレター(NK党H議員)  もう10年告白してなかった至上の愛  ラブラブの二人まず愛の巣へ帰りなさい  ゴロゴロしてないでまず窓を開けてみよう  ほらホラ法螺貝の音が流刑地を教えている  高原耕治の鸚鵡の気持ちで革命はまだこれから(句集『虚神』) それならそうと最初から地獄の釜の蓋は開いている  思い出して皆と並んだレット・イット・ビー  この断崖から飛び降りてもニッポンは安泰とか 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする