遠蛙鳴くというより泣いている
ひからびた男を晒す遠蛙
散歩犬唖然蛙が遠ざかる
あわよくば火を吐く言葉梅雨は来ず
卒業名簿に私はおらず梅雨に入る
愛を語る少女梅雨入りはもっと先
生きていても無意味ということ初夏の月
陽真(ひま)という名は希望のことか夏半ば(youtubeカバー曲集)
朝起きて夜も眠れず夏に入る
花アジサイ永遠の生語りだす
五月尽きて禁断の木の実ゴロゴロと
六月の梅田心愛(こころ)を崇拝す
美空ひばりの川の流れのように夏が来た
天と地が入れ替わるとき春終る
六月の始まり私は石になる
舞乃空(まのあ)とは聖書に出て来る言葉だ。・・現実の舞乃空ちゃんはカラオケ界の大スター。NHKのど自慢グランドチャンピオン大会で惜しくも優勝を逃したが、審査委員長の水森さんに幼さを超える歌唱技術を身に着けるはずと。ここに来て彼女はある方法を会得した。自分自身をとことん追い詰め乗り越えるという方法。その時、歌うことの彼岸にある普遍的なものはすぐ目の前にあった。
舞乃空(カバー) I LOVE YOU(原曲 クリスハート)