月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

春立ちける日に

2019-02-04 20:24:00 | かんじるままに
如月のお便りをあなたへ


「立春大吉」
あたたかな雨がふるなり枯葎(かれむぐら) 正岡子規

立春の日の早朝、
 禅寺の門前に張り出される文字。意味的には謹賀新年に近く
「新春」は、天体の動きとして新たな年めぐりが始まります
冬土用が明けて節分会 暦の晦日行事を終えると立春を迎えます
季節の暦(旧暦)の新しいスタートとなります

【二月の和名】 梅見月・衣更着・木芽月などがあります
自然の命の移り変わりを感じる呼び名が目につきます

【ひいなのまつり】は上巳の節句(最初の巳の日)と言われ
『ひいな(人形)遊び』が原点と言われます
ひいな人形やその道具は女子教育の知育玩具で
女性のたしなみ等を学ぶための玩具でした

平安時代には『曲水の宴』と言われ疏水に流れる盃が
自分の前に届くまでに詩歌を詠み 盃の酒を飲み欲し流し送る
平安時代の宮中行事を再現する禊祓(みそぎはらえ)の神事です

「桃の節句」桃は子宝を表す縁起物とされています
桃の葉には薬効があり 厄を落すという意味合いもあります
子供が健康に育つようにと親の願いが表れています

昨今は関東飾りと言われる
人形を黒い台座に正面から見て左側に男雛、右側に女雛を飾ります

明治天皇の頃 西洋の並び方に準じてお立ちになられた習慣です
その後は宮家はそれにならって現在の関東飾りの様にお立ちに
なられるようになりました
それ以前は私達から観て
正面向かって右(宮様の左手にあたる方)が上座でした
雛段飾りでは私達から観て正面右側に、左大臣 左近の桜
左側に右大臣 右近の橘が飾られます


今月の 銀座 菊廼舎様の店先には
桃の花に春の香りをたっぷりと感じさせる取り合わせになっております
花桃(食用の桃の花とは異なります)、スイトピー ラナンキュラス 白木蓮
など早春の花を集めてみました
先月に増して春の香りを感じて頂けると思います

春色に心揺れる季節 寒さに油断せずご自愛の日々をお過ごしくださいませ


月海 和





Good day and Peace and Love







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季節の分かれ目

2019-02-03 18:30:00 | かんじるままに
季節の分かれ目
節分

24節季の立春を明日に控えて 季節が一回りして
今日は季節の大晦日
晦日祓いの豆まきです

形だけでも良いのです
お豆をまいて厄落とし 明日の春を待ちましょう



まめまき

Good day and Peace and Love










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