月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

花ソムリエ&カットフラワーアドバイザー

2012-09-28 20:38:00 | かんじるままに
ご機嫌いかがおすごしでしょう

すっかり残暑は遠ざかり
秋風に心穏やかに 暖かい飲み物と一緒に
夜長を過ごす。。そんな頃合いとなりました

今年はアート展もお休みなので
この合間をぬって 自分へ少し課題を持たせておりました
上半期は 頭をねじりきって
お花の世界を 生け花から離れたポジションから
再度 勉強をし直しました

そして日本切花協会主催の

花ソムリエ と



カットフラワーアドバイザー の



資格をとりました

資格云々というより
年々花の世界も変わっていきます

いけばな、アレンジ、ブリザーブドなど等
国産や輸入花 品種改良、輸送方法、
多方面にわたって 花に携わる者として
今一度 勉強をし直さないといけない時期に
なってきたと自覚がありました

日本の風習がだんだん風化されて
国産の花も天候や景気動向に影響され
変わってまいりました

伝統芸能のいけばなを伝えつつ
現代の事情も伝えて行きたいと
はては環境問題にも広がっていくと
思いました

ひとりひとりは 小さくても

つみ重ねていけば
 何処かへつながるかもしれない

花を通して 

いま ここを覗いてくださっている

あなたに 

命のバトンを渡せるかもしれない







本当は
尾花、女郎花、竜胆、吾亦紅、菊

などなど。。秋草をいけて 
観月のお支度をする頃合いなのですが

どうしたものか 急に冷えてきて
今年の十五夜は満月と聞いて
 ふっとハワイの海を思い浮かべ
月のパワーを充てんできるような
そんなイメージの明るい花をいけたくなりました




花屋さんの社長さん情報によると
この時期 国産の洋ランがとても質が良く
値段も手ごろだそうです

秋草も素敵なのですが
日持ちもよく 外の風がすこし
肌に冷たくなる頃
お部屋に 元気が出る色合い
暖かい色合いの花を
飾ってみてはいかがでしょう




洋ランにはこんな花言葉が。。。

魅惑・美しい瞳・華やかな恋

アンスリウムには
 飾らない美しさ・無垢な心

モンステラには
 嬉しい便り

ドラセナ・ゴット・セフィアナには
 幸福

十五夜の晩 
満月にブーケにしてプレゼントしたいような
そんな取り合わせです






十五夜に

見知らぬ人の

幸せを

祈るひと時

幸せに想う








にほんブログ村



にほんブログ村




にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十五夜の観月を待つころ

2012-09-28 20:19:00 | 想い月

今週末 9月30日は中秋の名月(芋名月)です
おりしも満月と重なり 晴れたら素敵な観月の晩です

旧暦の八月十五日から十六日の夜の行事ですね。

最初に月のカレンダーを・・

2012年9月30日(日) 十五夜(陰暦8月15日)

2012年10月1日(月) 十六夜(いざよい)

2012年10月2日(火) 立待月(たちまちづき)

2012年10月3日(水) 居待月(いまちづき)

2012年10月4日(木) 臥待月(ふしまちづき)

2012年10月5日(金) 更待月(ふけまちづき)

2012年10月8日(月・祝) 二十三夜
(陰暦8月23日。月待ちをすれば、
願いが叶うという信仰があります。
これは昔、安産祈願を二十三夜の月に
祈ったことがきっかけのようです。)

2012年10月27日(土) 十三夜・後の月 (陰暦9月13日)

片観の月は縁起が悪いと 
かならず十五夜と十三夜を観るという
観月の信仰もあるそうです

月にお供えするのは
御酒、灯明、団子、芋類、豆類、果物類。

十五夜の花
 尾花、女郎花、吾亦紅、桔梗、菊、萩。

イネ科の尾花を飾るという部分で
農耕儀礼としての行事という説もあります

日本以外の
アジア諸国でも類似した習慣があるようです。

月にまつわる風習や陰暦で行われる行事は
農耕儀礼に関わることが多く
各地によって内容が違います

身近なご年配者にお話を伺うのも
楽しいかもしれません

少しづつ失われていく日本の季節の行事
ささやかで構わないので 家庭の中でちょっと楽しんで

小さな子供たちに
日本の四季を大切にする気持ちを伝えて欲しいと思います。

現在では

名月の晩に 
コンサートなど各地で様々な催し物が
開かれるのではないでしょうか

あなたはどんな晩を どなたと過ごされますか?









にほんブログ村



にほんブログ村



にほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夜長を。。ひとつめ

2012-09-14 21:25:00 | かんじるままに
ご機嫌いかが お過ごしでしょうか

今日は 
 秋の夜長のひとりごと


まずはひとつめ。。。
 お付き合いくださいませ

 headphones
チューリップ 『セプテンバー』
guitar

通り過ぎた夏を見送る
秋の夕暮れ時



蝉の声が遠のき
にぎやなかなのは 秋虫の声

秋虫の鳴声をゆらす秋風に
ふと どこか惑わすような
甘いにほいに気づく



そうだった
夕暮れ時に どこからともなく
鼻に着く 華やかなにほい
そのすがたは 香りとは少しだけ
印象をちがえて咲きそろう



歌詞はもう遠く 記憶にないけれど
子供のころわらべうたを
歌いながらこの花を摘んだ
花芯をそっとゆるめて
風に飛ばして遊んだ

この花の種が
白粉となり
恋しい人を惑わす香りを放つことを
知ったのは ずいぶん後のこと

そんなことを想いだしながら
二百十日、白露をやり過ごしていた

今年の昼間の暑さは 暦を押しやり
残暑を引き延ばしている
暑さ寒さも彼岸まで
今年はどうなるやら。。。

平成生まれの御嬢さんが
暑さ寒さも・・と呟いたら
10代の人達がキョトンとしたらしい

年上の人達が ずいぶん古臭いことを
知ってるねぇ。。と感心したという

でも本人が一番びっくりしたらしい
祖父母から教えられた季節の記憶が
古臭いと言われたのだから

日本人が昔から馴染んでいた
生活の知恵なのだけれど

いつのまにか・・
 遠い昔話になってしまったらしい


折形を習いに通い始めて三年が過ぎる
江戸時代の風習、季節感、和名、
二十四節季などを加味した
包みの形を習い続けている

今風に言えば ラッピングということになる




日本の良き時代。。ということなのか


ふたつめ に つづく。。。

Good day and Peace and Love



にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夜長の ふたつめ

2012-09-14 21:10:00 | かんじるままに
秋の夜長のひとりごと

ふたつめ。。。


先日。。
興味深い日本人の知恵の
頂き物をしました

お湯を注ぐと温かい汁ものを
頂くことが出来る
お麩の衣のなかに味噌と具材が
たくさん詰まっている
ふと 面白いことを思いついた



『混浴』 
とお題をつけておきたい
そんな表情に見える
かわいい。。


可愛いらしい色っぽいワインを見つけて
そのまま冷蔵庫で寝かせてあったことを
思いだした一本



薔薇のような芳香を持つロゼ
中身が空いたら薔薇をいけたいと
この絵の女性に惚れて
手に入れてしまった


そう嗜好品というのは
こだわりを持って選び好んでいたい

月に数回、スターバックスによって
一人で時間を過ごすことがある
今 こういったカードが売られている
去年の震災以来 常に心に誓っている事
『今 できることをすこしづつ 誰かのために』
このカードの内容を知った時に
すぐに買い求める気持ちが動いた
自分の好みの嗜好品を選びながら
すこしづつでも 何か行動につながること
大きな事はすぐに動けないとしても

小さなことを 日常の中で

すこしづつ

未来の子供たちのために

そして 誰かのために










Good day and Peace and Love




にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする