こんにちは
月が変わり 中元を迎えるころとなりました
昔から三元と言う考えがあり
上元1月小正月、中元7月盂蘭盆会、下元10月十日夜(亥の子)
とそれぞれの15日を呼びます
それぞれに 地方の風習があり各家庭での行事がありました
現在 お中元のご挨拶は、関東は7月1日から15日くらいまで
関西地方の方は8月15日ごろと 思います
関東は
7月15日を過ぎ立秋までは 暑中お伺い、
立秋からは 残暑お見舞い になります
それぞれの地方で差がありますので お届け物は気を使いましょう
今月は 明日は半夏生(はんげしょう)を迎えます
山では半夏と言う植物が咲き始めます
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF
この日を境に山師は山野草を採るのを止めます
立秋が過ぎるころまでは。。正確には旧暦のお盆が過ぎるころまで
山のものを採ることは控えます
どうしてだと おもわれます??
この季節 山のもの達は命の盛りを迎えます
普段悪さしない植物の灰汁も 子孫繁栄のために毒素を強めます
昔から山仕事を生業とする人たちは そういうことを
しっかりと承知していて 山野草には手を出しません
同じように 私達花をいける人間も極力手を出さないようにして
もし いけることがあったら いけている最中はもちろん、いけ終わった後、その手で顔を触ったり、口に物を運んだりはしません
かぶれたり、中毒を起こす危険があります
夏休み 山や海へお出かけになるでしょう
もし野山の植物を触れたら 必ず流水で手を洗ってください
小さなお子様は 特に注意してあげてください
さて 中元は 盂蘭盆会 先立たれたご先祖様を供養する意味合いです
その昔々は先様のご先祖様へのお供物の意味合い、またはお世話になった方へその方のご先祖様への敬意を意味していたようです
お中元のCMで「あの人の喜ぶ顔が見たいから」。。。
ご先祖様にも喜んでもらえそうな贈り物を、見つけたいですね
短冊に
あの人の名を
書きつづけ
もう一度だけ
逢えますように
Good day and Peace
「きみを忘れない」 さだまさし氏