月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

迷い果てて困り果てて

2014-01-30 17:28:00 | 恋物語

あなたの誕生日
書き留めてあった手帳が
行方知れず

どうしても
どうやっても
あなたの誕生日がわからない

迷い果てて
困り果てて
泣きそうになってます

手帳が行方知れずよりも
あなたの誕生日が
わからないことが大事件

どうしても
どうやっても
あなたの誕生日がわからない

迷い果てて
困り果てて
何かのいたずらかしら







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寒中に春を想いて

2014-01-23 22:32:00 | かんじるままに
寒中の夜
雪の便りがあちらこちらから届きます。

蝋梅の開花の噂も届きます。
その枝は朴訥と趣はありませんが
その甘い香りは 春を待ちわびる人間にとって
一時の夢を思わせる香りです
明日からは少しづつ
暖かい日和が訪れるようです


初見月も終わりが すでに近づいています。
一か月ってあっという間ですね。

初夢と一緒に夢を広げていた日々も
少し現実に引っ張られて
夢も現実味を帯びながら広がりを見せるころ

お正月のゆったりとした気分もぬけて
日々の忙しさの中で
本当を見つめる時間に追われる
そんな季節です


少しだけ 独り言を。

私の師事している折形の先生が
こんな話を このごろよくなさいます

「『お・も・て・な・し』って表現がブームに
  なっていますが、本質は
  日本人の『粋』や『心栄え』ですよね 」

富士山や日本食(和食)が世界的に認められる地位を得て
そこに付随していく 日本の伝統や古典文化が
どう伝わって行くのか、とても気になっていらっしゃる様子です


「利休七則」 というものがあります
お茶の道を究めている方はよく御存じの
おもてなしの姿勢だと思います
私は残念ながら 数年かじっただけなので
詳しくお話はできないのですが
一期一会のお茶一杯にこめる
お客人をもてなすということが
一つ あらわされていると思います

参考HPのご紹介
http://www.urasenke.or.jp/textb/kids/kokoro/kokoro.html


日本人には古来、季節に親しみ生活に取り込む
そんな心ゆとりある時間が大切にされていました

節供(節句)という考えも季節の節目を表す言葉でした。
重日信仰という中国から伝わった、奇数の数字が重なった日を
大切な節供と考えて そこから五節句が生まれています

花の世界も 天地人、芯添留、主副客。などと
自然と時と人の関係を考え、その関係の間を
思い労わる世界が広がっています
人はいつのときも 
時の流れの中で自然界に生かされています
そこから逃げることも開放されることもありません
いつも共存共命しています

その日常から他人様へのおもてなしが生まれてきます
これは 受け側にもそれを見極める力がなければ
一方通行になります
「お陰様」「お互い様」と言った心栄えを持ち
そういった自分を謙虚に表現する
日本人らしい 気の利いた行い「粋」な計らいをすること
そういった条件が おもてなし という言葉へとつながっていくと
そんな風に思います

お花の世界で こんな例えがあります
夏に、お友達の家に遊びに御呼ばれして
ふと目にしたお花に 睡蓮の花がいけたあったら
あなたは上客として おもてなしされていると思いなさい

睡蓮というのは開花から3時間程度が見ごろとなります
その前後は蕾は開きにくく、閉じやすく
いけ手は お客様の来客時間に合わせて
睡蓮をいけます
美しく見栄えの良い状態でその花を見ることがあれば
間違いなく その日のお客様として
とても大事にもてなされているのです

この話の大事なポイントは
もてなす側の気持ちを 
もてなされる側が気づく力を
身に着けているかどうか
そのあたりにも あります

私は ささやかながら
こうして お話しすることで
先人の先生方が大切に育て伝えてきた
伝承してくださった日本文化を
誰かに伝えていきたいと
思いながら毎日を過ごしています

「一子相伝」と「完全相伝」 という考え方があります

「一子相伝」
我子(もしくはそれに見合った実力者のみ)だけに
伝統を継承させる方法
一家を養うのに余りある程高価値な財産情報である
「秘伝」「奥義」を守る有効なシステムと考えてよいですね。

「完全相伝」
お弟子さんの技量に合わせて
伝統を余すことなく伝える方法ですね。


秘伝・奥義を正しく伝えていくために
限られた人数に伝え、守ることも大切と思います。
しかし時代は変わり情報が伝えやすくなった今
伝統の内容によっては 多くの方へ伝え
そして 受け継いだ方が次のどなたかへ
伝えてくださることも大切と考えています。
自分の中だけに おもてなしの日本文化を
溜め込んでしまっては、衰退の一途となりそうです

そういった意味合いでは
世界の人たちが集うときに
日本人の心意気(粋)や心栄えをおもてなしに生かすことも
とてもすてきだと思います。



今、老舗の和菓子屋さん
銀座 菊廼舎さんのディスプレーを
手がけさせて頂いております
とても有難いチャンスと感謝しております
その場を借りて 私が師事して参りました
お花、お茶、折形、アロマ、ハーブ、色彩の
各先生方から継承した日本の伝統文化を
沢山の方へご覧いただきながらお伝えしたいと
心深く思っております


お茶もお花もお菓子も
形あるものはすべて
いつか消え去ります
たった一度しか出会えない
一期一会の一瞬を
お互い様と心穏やかに
通わせられますように

今日 
楽しかったこと
嬉しかったこと
発見したことは誰かに伝えましょう

いつか 誰かのために 役に立つかもしれません












いま できることを すこしづつ だれかのために


Good day and Peace and Love




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寒中お見舞い

2014-01-20 18:42:00 | 想い月




寒中お見舞い申し上げます

今日は大寒を迎えました
寒いですね。冷えますねえ・・
そんな会話があちらこちらで聞こえます

先日、お正月の飾りから
立春を待つディスプレーに変えてまいりました

「梅一輪」

寒中 この一輪の花の優しさに
どれほど春を待ちわびる
そんな 自分を見つけるでしょう

そうして 季節を分ける節分がやってきます

暦の上では 立春正月 とも言われ
節分会は一年の厄落としとも言われます
厄を鬼に見立てて 豆をまいて厄を払う
そんな行事だそうな

立春大吉を願って
このディスプレーに致しました。




銀座 菊廼舎 

(銀座コアビル地下一階)






Good day and Peace and Love


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ことはじめ

2014-01-04 23:23:00 | かんじるままに




銀座 菊廼舎 (銀座コアビル地下1階)に展示中
お正月飾り
 飛翔鶴と稲穂
 松と雄蝶・雌蝶

アートフラワー作品
四君子(蘭・竹・梅・菊)

制作 月海 和



あけまして おめでとうございます
皆様 ご機嫌宜しく寿ぎの時をお迎えでしょうか
今年もよろしくお願い申し上げます


ここ数年 除夜の鐘と共にお年始のご挨拶状を
書きはじめ ゆっくりと皆様のお顔を思い出しながら
ひとことふたこと 添えさせていただいております

松の内にはお届けできると思います
ご挨拶が遅れますこと どうかご容赦くださいませ

お勤め先のご住所のみ頂戴しております場合は
ご挨拶状の送付を遠慮させて頂いております
失礼しておりますがお許しくださいませ



このお正月も 外の門から始まり
玄関扉、玄関、鏡餅飾りなど
お花と折形で私なりにお正月らしさを
作り上げております

お写真を掲載させていただきます
お時間ございましたら ご覧くださいませ





三光松・菊・百合・カーネーション・千両




外門
 孔雀松と松包み

お正月のテーブル支度
 お祝い箸包み・鶴の箸置き

玄関扉
 松と立ち日蔭・水引

玄関の鏡餅の飾り





いま できることを すこしづつ だれかのために


Good day and Peace and Love



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