月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

水無月のお便りをあなたへ

2016-06-14 13:04:00 | 想い月
水無月のお便り

梅雨入りと思えば、今年もいきなり夏へと移行してしまったような
そんな暑さが始まりました

今月の和名は水無月、風待月、常夏月、鳴神月などです。
水無月16日は嘉祥の日、和菓子の日です。
「嘉祥の祝」は、疫を逃れ、健康招福を願うめでたい行事です。
16個の和菓子を食べるしきたりがありました。
「氷室の節句」(陰暦6月1日に氷室の氷を宮中や幕府に献上する)
には、当時貴重な氷に小豆を乗せて 
高貴な方たちが甘味を楽しんでいたそうです。

三角の形は、神事に使う御幣(ごへい:神祭用具)を見立てた
と言われてます。6月30日は旧暦の夏の終わりの日であることから
夏越の祓(なごしのはらえ)または水無月祓(みなづきばらえ)
と呼ばれます。茅の輪くぐりをして厄を落とします。
茅の輪の両脇に笹が祭られ江戸時代に七夕の笹飾りに転じたとも
いわれます。
1年の半分を終えるころとなり半年分の穢(けがれ)をはらいます
暑さが厳しい時期、疫病などの災厄を祓い無病息災を願います。


今月の銀座菊廼舎様のディスプレーは、
紫陽をアレンジして梅雨時の花を揃えてみました。
雨上がりの水溜りには青い空が写っています。

タツムリが遊びに出てきました。
そんな梅雨時の一コマをイメージしています。
梅雨のもう一つの風物詩
棚機祭り・・七夕祭り・・・のお支度のころを迎えます
梶の葉に里芋の葉の朝露を取り墨をすってお習字の稽古をすると
習字が上手になるといわれます。
壁掛けの花器に笹飾りをしました。

富士山の形をした扇子も飾っていただきました
生地で造られた涼やかな扇子
扇子たては江戸川区の職人さんが手作りしている竹細工です


店頭では麩饅頭が涼やかに売られ、
紫陽花・青梅など季節の和菓子が並んでいます。
冷たいお茶もご用意されてました。

一休みにお召し上がりながら
今月のディスプレーも楽しんで頂けましたら嬉しく思います。

今年も暑い日が続きそうです。
 どうぞお体を大切にお過ごしください。



Good day and Peace and Love










いま できることを すこづつ だれかのために


にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ポエムブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする