月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

摘み草の愛

2014-03-29 18:07:00 | 恋物語
好きです と
言えずにひっそり
たたずんで

はにかむように
君は微笑む

乙女椿


雨を待つ
網傘広げ
帰り道

逢いあい傘で
君とあるかん


貝母百合



庭の乙女椿と貝母百合
桜の手桶型花器にいけてみる

静かに物言わぬ花が
控えめにも凛とした姿で
愛を語る



桜の花が咲き始めるころ
足元で静かに咲く
だから
桜が満開になる前に
そっと摘み草をしてみた


乙女椿の花言葉『控えめな愛』
貝母百合の花言葉『凛とした姿』











Good day and Peace and Love


いま できることを すこしづつ だれかのために






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勿忘草をあなたへ

2014-03-11 16:58:00 | かんじるままに


いま できることを すこしづつ だれかのために





忘れないことが
なによりも
たいせつなこと


命を落とされた方々へ
心からお悔やみを

いまもなお 
ご苦労が続いている皆様へ
心からお見舞いを

そして
忘れないということを
祈りと共に誓いたい

合掌



Good day and Peace and Love





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柳緑花紅

2014-03-04 14:00:00 | かんじるままに
みなさま 
ご機嫌いかがお過ごしですか?

雪が消えて
庭では春支度が始まって
『いよいよ出番よ♪』って
芽を出す花々


いらっしゃいませ。
今年もようこそ。

あと一か月もすると
すっかり春の色になる

初夏を待つ花たちのお手入れを
来週には始めようかな





自然を表す言葉に

『柳緑花紅(りゅうりょく・かこう)』
やなぎはみどり、はなはくれない 
とも読む

春の自然の美しさを表現している
人の手の入らない素のままの
自然の美しさを意味している

そして いつの時も変わらない
不変の美しさを表している

今月の 銀座 菊廼舎様 の
ディスプレーの色合いは 
ここにヒントを得ています







銀座の柳はとても有名です
歌にも歌われています

銀座の柳
作詞:西条八十
作曲:中山晋平

植えてうれしい 銀座の柳
江戸の名残りの うすみどり
吹けよ春風 紅傘日傘
今日もくるくる 人通り

巴里のマロニエ 銀座の柳
西と東の 恋の宿
誰を待つやら あの子の肩を
撫でてやさしい 糸柳

恋はくれない 柳は緑
染める都の 春模様
銀座うれしや 柳が招く
招く昭和の 人通り


東京は柳と桜は御縁が深いです。

そして都内には有数の
桜の樹があります。
昔は大きな屋敷のその庭に
桜が植えられていました。

昔々春には 
都を高台から振り返り見れば
そこには緑と桜が織りなす
錦絵が見えたらしい

古今和歌集に

見わたせば
柳桜を
こきまぜて

都ぞ春の
錦なりける

と詠まれています。

平安時代までは
桜よりも梅が愛でられていたそうで
紅という表現も
 その紅梅の名残かな。。って
想像ができます。

平安京で紫宸殿に
梅から桜へと植え替えられた記録が
あるらしいです。


この3月から4月にかけては
いづこもお祝いの多い
シーズンです。

卒業、入学、進学、新社会と。

そのお祝いによせて
祝鶴を夫婦で桜の花びらの上に
浮かべてみました。

高砂人形を御存知でしょうか
能とかで演じられることが多い
「高砂」
相生の松によせて年を重ねた夫婦が
その愛を確かめ
長寿を喜び、
人生や世の中を祝う
という大変めでたい能です。

よく結婚式でも、謡われたりします。
そこからも少しヒントを得て
鶴を夫婦にしてみました。
この春新しい門出を迎える人たちが
健康で自分の人生を楽しめるように、と
願いを添えてみました。



今年の春は空のご機嫌が悪くて
お天気が定まらないけれど
それでも 植物は
しっかり春を迎えようとしている
桜の木々もすでに蕾をしっかりと蓄えて
ほんのりと 染まり始めています

底冷えがしばらく続くようですが
体調管理をしっかりなさって
ご機嫌よくお過ごしください。






Good day and Peace and Love



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桃の節句

2014-03-03 11:08:00 | 恋物語



3月3日ひな祭り

上巳の節句
曲水の宴
桃の節句

ひいなの祭りを物語る
季節の移り変わり

弥生 最初の巳の日を
上巳の節句と呼ばれました

平安時代に 庭に流れる疎水に
酒杯を流し回し
そのお酒を飲みほして一句読んで
盃を流れにもどし 句を詠みあう
そんな行事が 曲水の宴
その雅な遊びが祭りとなる

桃の花咲く上巳のころ 雛市が街に立ち
各家庭がひな人形を買い求めた記録がある

子供たちが素直に成長するようにと
子供の成長を願う祭り
桃の薬効をたよりに
厄除けに桃の葉を使ったのもそのころからのお話


ひな人形は 今時のドールハウス
女子教育の知育玩具でもあったという

昨今
お庭でままごと遊びしている子供の姿は
ほとんど見ることもないけれど
子供の教育玩具だったというのも
雛段にある家具や調度品を観ればうなずける


昔の子供だった大人も
今日 無事に過ごせることに
心から感謝する一日でありたいと
そう思う ひな祭りです




あなたにも

観てほしかった

この笑顔


空は
はてなく

海も
はてなく








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