月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

梅雨の合間の

2019-06-29 19:16:00 | かんじるままに
水無月のお便り

『薔薇を切る鋏の音や五月晴れ』

「五月晴れ」とは梅雨の時期の晴天、
暑い時期を予感させる空のこと。
薔薇をきれいに咲かせるには手が掛かります。
剪定の鋏の音を詠んでいます。
(子規に学ぶ俳句365日より抜粋)
 
今月の和名は
水無月、風待月、常夏月、鳴神月
と琳派絵画を想う名前が並んでいます。

「氷室の節句」
(陰暦六月一日に氷室の氷を宮中や幕府に献上する日)には、
当時貴重な氷に小豆を乗せて
甘味を楽しんでいたそうです。
三角の形は、神事に使う御幣(ごへい:神祭用具)を
見立てたという説があります。

「嘉祥の日」十六日は、縁起を担いだ十六個の菓子を食べる
和菓子の日とも言われています。

「夏至」二十二日 昼の長さが一番長い日。
太陽のパワーをたくさん浴びて気力も上がり
これから来る暑い日に向かって気合が入るイメージです。
何かを始めてみようという気持ちにも繋がります。

「夏越の祓(なごしのはらえ)
  または水無月祓(みなづきばらえ)」
旧暦三十日は夏の終わりの日で
茅の輪くぐりをして厄を落とします。

茅の輪の両脇に笹が祭られ、
それが江戸時代に七夕の笹飾りに転じたともいわれます。
一年の半分が過ぎるので、半年分の穢(けがれ)をはらいます。
参考 https://sk-imedia.com/chinowakuguri-260.html

今月の銀座菊廼舎様のディスプレーは
紫陽花のアレンジと印伝風和紙の和傘です

梅雨の雨に濡れて美しい紫陽花を眺めていると
和傘のそばには蝸牛が遊んでいます。
うっとおしい梅雨の季節も 楽しんで頂きたく思います
蒸し暑さに体調を崩さないように、
水分補給を忘れずに
季節を楽しまれてください。


Good day and Peace and Love





いま できることを すこしづつ だれかのために



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