月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

初冬の出会い

2016-11-21 20:10:00 | 想い月
冬の北風に待ったをかけて
冷たい雨が降り始めています

こんばんは いかがおすごしでしょう
今年の大きな山を越えて
クリスマスシーズンに突入する少し手前
甘味と暖かい飲み物を楽しむ時間に
恵まれております

土曜日に導かれるように
新しい出会いがありました

心の琴線に触れる
他人様とのご縁の不思議さ
身を引き締めるような
深いご縁がありました


水引結道 玉乃井陽光先生から
水引のお話を伺うチャンスに
恵まれました

折形に出会ってから和紙と水引は
とてもとても身近なものとなり
日常生活に溶け込んでいます
日本の伝統の中で古くから
存在している物としての認識は
持っておりましたが
それが歴史的に
どういった意味合いを持って
現在に受け継がれているかを
今あらためて教えて頂きました

麻・藍・紅花
この植物は日本古来から生息している
植物です
人間の生活には深く寄り添って居る物達

これらが ゆくゆくは 和紙を産み
染物を産み 水引を産み
神事と深くかかわっていくことを
お話してくださいました

水引を結ぶ道を
ゆうどう(結道)とされ
日本の伝統の一つと認識されています
茶道・花道・剣道・柔道などとならび
一つの道と位置づけをされていました

結びを 二つほど御指導いただきました
鮑結びと采結び

鮑結び
お祝い事には欠かせない
結び切りと言われる形ですね

采結び
ハートが隠れている形


手が慣れないと
何処をどう通してよいのか
丸みの大きさや形の加減が難しく
そこに数本の水引をきれいに並べて
結ぶこと・・・まあ!!難しいこと!!

同席された方達も
初めは御苦労をされたのですが
あっという間にお上手になられて
ついていくのに必死でした

そのうちに 残った長さを
絡めて結び 創作の世界へ
若い方の柔軟さは
素敵な形を産んでいました

水引についての
深い歴史を含んでのお話も
たくさん頂戴したのですが
ここで私の感想と一緒に書くのは
場違いな気がするので
また折形と一緒にお伝えしますね

印象的に残ったお話で
紙と神と心の係わり
心願を紙に書いて神に願い奉る
これからお正月に神社に詣でるときに
少し心の支度が変わりそうです

先生のお話の中に
何度も出て来たのですが
言の葉・・言霊
人間の言葉には神が宿る

昔 幼い頃は祖父母によく
言われていました
言葉使いは丁寧に。。。

一度口から出た言葉は二度と戻らない
そこにはその人間の本性や品層が表れる
そして無意識に出た言葉には
生まれながらの神様が宿っている

そこから
言葉使いには生まれや育ちが見えると
昔から言われるのだ

馬鹿丁寧に話すことではなく
相手を思って言葉を選ぶかどうか

と・・・
明治生まれの曾祖母、大正生まれの
祖父母には幼いながらずいぶんと
厳しく注意されたことがありました


他を思う

思いやり

おもてなし


どこかで
声高に叫ばれている
言の葉ですね。。。



今回
玉乃井先生のお話を伺いながら
先代から幼心に耳に入っていた
言葉・・言の葉・・が
ここでまた出会うとは思いがけず
心に響く時間となりました

写真は
先生から頂戴したお土産






私が結んだ 采結び







また一つ 前進した気がします

私の心につたわってきた言の葉を

いま できることを
すこしづつ
だれかのために

ゆずり葉のように
お渡しできたら・・・

そう思います


日本古来の和文化

日本の伝統文化を

私なりにすこしづつでも
少しでも多くの方へ
つたえられたら。。。と





今回御指導いただいた

玉乃井 陽光先生

この出会いに導いてくださった
逢坂 杏先生

感謝申し上げます

月海 和







いま できることを すこしづつ だれかのために




Good day and Peace and Love






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立冬

2016-11-07 20:32:00 | 想い月
立冬

霜降月に心寄せるお便りを。。。


 陽射しが急に低くなった気がします。
一日の寒暖差が大きくなり、各地から初冠雪の
知らせも聞こえて参ります

皆様 いかがお過しですか。
体調管理が難しい毎日です。

今月7日は二十四節気の立冬。
冬至に向かって日が短くなって参ります。

今日からディスプレーは
クリスマスのイメージへと移ります。

11月の和名は
 霜月、雪見月、霜ふり月、雪待月。
白い季節のイメージの文字が並びます。
酉の市が各地で開かれます。今年は二の酉となります。

一の酉は11月11日 
二の酉は11月23日

酉の市は江戸近郊の農民の収穫祭です。
熊手が、運や福をかき込み
「かっこめ熊手守り」といわれています。

今月の 銀座 菊廼舎さまのディスプレーは、
クリスマス缶の『聖夜』をイメージした作品です。

クリスマスを待つ前の夜 星の輝きが道をさします。
トナカイたちも出番を待つ夜です。
白樺の林も雪に静かにたたずみます。

キリスト教を信仰している方々は
 12月25日が一年の始まりです。

海外のお客様の多いシーズンです。
異文化に触れる行事の季節です。
楽しみながら相互理解を深め、日本文化も
伝えていきたいですね。

お歳暮という文化は 
年の変わり目に先祖の霊を迎えるお供え物を、
親、本家、師匠、仲人のもとに届ける
日本古来の風習が起源となっています。

商家では、盆と暮れに決済をしていて、
使用人に小遣い(報酬)を与え
休暇(夏季・正月休み)を与えていました。

今年も師走に向けてスタートです。 
年々季節行事はスピードを速め
クリスマス、お歳暮、新年の支度も始まっている
と思います

『商売繁盛!身体健全!』
ご多忙のシーズンどうぞ みなさま活発に
お過ごしになってください。

くれぐれもお体を 大切に。


Good day and Peace and Love


                月海 和











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