月の雫海の吐息

月海です。うさうさと感じるままに、思うままに、
言の葉つづりしてます

端午の節句を間近に

2018-04-25 09:55:00 | かんじるままに

みなさま ごきげんよう

来週は五月を迎え 立夏も訪れます


『みわたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける』

はるかに都の方を眺めると、
柳の緑と桜の紅とを混ぜ合わせた都こそ春の錦であることよ。


桜の花盛りに京を眺めて詠んだ歌。秋山の紅葉を秋の錦と耳にすることはあるが、
柳桜の混じった都こそが春の錦であったと、今気づいた趣である。作者 素性法師


春早々に染井吉野の花びらが舞い
八重桜の花が咲き入学式シーズンを終えました


蘇芳の花の色や桃の緋色が目に留まり、
春らんらんと心湧く日々を過ごされましたでしょうか

銀座のシンボル柳が青々と芽を吹き美しく街を彩ります

4月の和名は 卯花月・花残月・鳥待月 と呼ばれます。
春から夏へと移り変わる模様が感じられますね。

桜の花から新緑の5月へと変わるころ
 暦は菖蒲の節供の支度に入ります
菖蒲【「尚武」をかけた。(武士を尊ぶ)】や
ヨモギを家や門に飾り邪気を払う魔除けとしました。

この日は初節句には粽を
翌年からは新しい芽が出るまで古い葉を落とさない事から
「家督が途絶えない」縁起物として
柏餅を食べる習慣があります。

菖蒲湯につかわれる葉は、
サトイモ科の葉菖蒲、花菖蒲はアヤメ科です。
葉の形が似ていますが、まったく違うものです。

今月の銀座菊廼舎様のディスプレーは
 こどもの日にちなみ、

『兜の胡麻つつみ』と『菖蒲つつみ』

を用意しました。

水辺には渡り鳥がやってきて、
その水際には文目の花が咲いています。
空高く泳ぐ鯉のぼり。
これから来る爽やかなシーズンの訪れを表現しています。

なぜ端午の節句に鯉のぼりを飾るのでしょう?
中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、
そこを登り切った魚は竜になるといわれていました。

ある時1匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら
竜門を登りきったところ、
鯉は竜へと変身し、天に昇っていきました。

この故事から
立身出世の関門を○○の登竜門といわれています。

初夏へ向かいます皆様の登竜門はいづこに?

GWも各地で沢山の人たちの出会いがあるでしょう
お天気に恵まれますように。


Good day and Peace and Love









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