2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

銚子市の市長選のこと

2009年04月01日 | 身近なこと
銚子市は市長がリコールされて失職したので、市長選が行われることになった。

今日のニュースでは、リコールの運動を推進した団体のリーダーが、次の市長に打って出ることになったと伝えていた。

その人は、ちょと紹介されたところでは、会社社長で年齢は40代だったと思う。

社長だったら、何かやる時には、段取りや見通しを考えるはずである。

一回は廃止になった病院を再開するためにどんなことをやるのかとか、いくら位お金がかかるのかとか、考えられる人なのだとは思う。

でも、それならなおさら、医師不足の病院に医師を呼んでくるのがどれくらい難しいのかよく分かっているはずだと思う。

なぜ、医師がいなくなったのか?

1、もっと良い条件の病院が他にあったから。

2、給料が安い。

3、労働条件がきつい。

というような理由が浮かぶのだけど、それを改善するには、たくさんの医師がいて仕事に余裕があるとか、給料がすごく高いとか、そういうことが必要だと思う。

リコールしたのはいいけど、市長になるのは大変だろう。

でも、反対にここで、誰も思いつかない秘策を繰り出して、すごいところを見せられれば、この苦境をチャンスに変えることも出来る。

50日以内に市長選挙をやるのだという。

他に市長の立候補者がいなければ、簡単に市長が決まって、選挙の費用がかからなくて良いのではないか。

などと思う。


ちなみに、私が考えた病院の再開案なのだけど、銚子市は住民の流出が増えていて人口が減っているのだというから、きっと年寄りの割合が多いのだと思う。

それは市の財政を圧迫する要因でもあるのだろうけど、街の個人のお医者さんはどうなっているんだろう? と思う。

総合病院がなくなって、混むようになって大変なのだろうか?

それとも、総合病院の患者さんは他の地域の総合病院に行くようになって街のお医者さんはあまり変わらないんだろうか?

千葉県は銚子の南の鴨川というところに、すごい名医のいる人気の大病院があるので、鴨川の近くの町の医者は、少なからず患者が減少しているのではないかと思うのだけど。

銚子はかなり遠いので、どれくらいの影響があるのかはよく分からないけど、これから先の未来に、銚子の病院経営がよさそうだとは思えない。

それで、無理だとは思うけど、銚子の町の、時間に余裕のある開業医のお医者さんが週に1日でも2日でも、交代で総合病院の勤務医をやって、町にある自分の病院とも連携して患者さんにはなんだかよく分からないけどすごいような感じを与えたらよいのではないか?

そうすれば、町の医者にはない、すごい機械が使えたり、設備の整った手術室が使えたり、町の医者にとってはメリットがあるし、患者にもメリットになるのではないかと思う。

などと思った。

でも、お金はかかることである。

あとは。名医を1揃えて病院を改装して病院で町おこしをするのだ。

そうすれば、他の町からも患者が来るようにして儲かるようになるとか。

鴨川は、鴨川市が仕掛けたわけではなさそうだけど、病院で発展した町だと思う。

そういうのは他の町のびょういんが寂れるわけだから、あまり感心しないのだけど、病院も資本主義の原則に組み込まれたら儲からないと生き残れないということらしい。

資本主義というのは景気が良くて儲かっている時だけ、うまくいくシステムなのだと思う。

会社ならつぶすわけに行かないから、無理をしても秘策を練るのだろうけど、病院は他にもあるんだから、税金を使って無理して残すのもどうなのかと思う。

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