師弟不二ARCHIVEより、引用させていただきました。
このインタビューが、友岡雅弥さんの思想を知るのに、一番の近道だと思ったからです。
投稿者：京都乃鬼 投稿日：2019年 4月 9日(火)06時55分54秒 通報
京都乃鬼新聞
2019-4-8
特別企画
＝妙法の万葉を紡ぐ＝
「妙法の万葉集」（友岡雅弥氏の証言編）
第6回（※印は弊社解説）
僕（※友岡雅弥）がこういう状態（※うつ病、呂律が回らないなどの症状）になったのは、一昨年（※2016年）の10月ぐらいからかな、ライフワークとしていたボランティア活動を聖教新聞の記者として相応しくない！などと職場で言われ続け、本部からも何度も査問され続けられたから。
本当は医者からは即「もう仕事に行くな」と言われた。
でも、僕の手元にダンボールひと箱分の、その頃の資料があったんです。
先生の直筆の直しとかが入ったやつで、それを全部電子化したんです。3か月かかって。
（※この資料は某場所で保管されている）（鬼笑）
その間にも何度も信濃町の本部に呼び出されたが、最後にその３か月前の診断書を出して、翌日(2017年1月)から辞めたんです。
向こうは（※創価学会執行部）僕を懲戒免職にしようと考えていた。
だがその診断書で、振り上げたこぶしの下げどころを失った。
結局、役職解任だけになった。
山内（※関西長）は、僕のことを皆に「あいつは裏切った、極悪人だと言え！」と触れ回った。
僕はといえば、自分の組織で、一昨年（※2016年）の１月13日から10月10日まで、すべての出張を日帰りにして、地区内の一部員として家庭訪問をした。
一日も欠かさずね。
自分から地区内の寝たきりの半身不随のおじいちゃんの尿処理やおむつ替えをした。
これをした事でまた怒られた。「あいつは活動家をつくれない奴だ」と。
でも僕にとって創価学会は、活動家をつくるものじゃなくて、こうした部員さんたちの中で、困った人を助けに行くことが家庭訪問と考えている。
ところが上は「お前は家庭訪問を何だと思っているんだ！活動家をつくってないじゃないか！」と。でも私は何とも思わなかった。
幸せな人を作るのが家庭訪問だと確信していたから、いくら言われても平気だった。ま、そういう事で批判する人が多いんですよ。
このように批判するトップが長谷川重夫（※創価学会理事長）なんです。
ある意味で彼が一番の悪です。
先生の所に入れるべき大事なちゃんとした情報を全部シャットアウトしているから。
（※長谷川重夫氏は、究極のイエスマンだと専らの評判。）
（※池田先生に「右か」と聞かれれば、「その通りでございます。先生のおっしゃられる通り、右しかありません」と答える。）
（※でも、「もしかしたら左じゃないか」と聞かれれば、「その通りでございます。右なんて言うやつはとんでもない。左しかありません」と答える。）
（※その変わり身の速さだけで創価学会の中で生き残ってきたと言う幹部もいる。）
（※2015年に次期会長候補だった正木前理事長が59才という若さで解任された後、72才で理事長に就任したのが長谷川氏だ。）
（※一方で2000年以降、池田先生は目が悪くなって、報告書をご自身で読むのが難しくなり、耳で聞くようになってきたので、幹部たちは、これを利用して、報告の内容を誇張したり、歪曲したりといろいろな方法で執行部の都合の良いように先生の決済を取り付けだした。）
（※幹部の中でも、前記のように長谷川重夫氏は、前言を直ぐにひっくり返したりしていたので池田先生から信用を失い、直接報告が出来ない幹部のひとりになった）
（※その点原田会長は巧妙に立ち回り、創価学会の教義変更や会則の変更、特に会長の任期年数の変更をすることにより自らの会長職を延長したり、日蓮世界宗の立ち上げが出来ない今となって、何故必要なのかよく分からない会憲の制定など池田先生を利用し続けている）
つづく
提供は
敵からは恐れられる
味方からも怖れられる
京都乃鬼新聞社でした。
【解説】
僕（※友岡雅弥）がこういう状態（※うつ病、呂律が回らないなどの症状）になったのは、一昨年（※2016年）の10月ぐらいからかな、ライフワークとしていたボランティア活動を聖教新聞の記者として相応しくない！などと職場で言われ続け、本部からも何度も査問され続けられたから。
最初のころ、私はこれを読んで違和感を覚えました。
友岡さんがボランティア活動をしていたのは、ずっと前からだと思うんです。
で、この時期（2016年）から本部から査問を受けたというのですが、その理由としてボランティア活動というのはどうなんでしょう。
でも、高倉氏のブログを読んで、疑問は解けました。
創価学会執行部としては、高倉氏の日記を分析して、高倉氏のバックには野崎氏や友岡さんがいるのではないかと疑ったのではないでしょうか。
友岡さんが機密情報を外部に流したのではないかと疑ったのではないでしょうか。
すでに反創価学会活動をしている元公明党衆議院議員の福本潤一氏らとつながりがあるのではないかと執拗に追及したのではないでしょうか。
でなければ、ボランティア活動ごときで、相手にＰＴＳＤを与えるほどの過酷な査問を、創価学会執行部が友岡さんに加えるはずがありません。
傍証があります。
以前、日蓮正宗信徒の是好良薬さんが、ブログで友岡さんのことを批判していました。
「メサイア症候群という言葉で思い出すのは」（2023-04-14 ）
その記事の中で、是好良薬さんは、生前の友岡さんとFacebookで「お友達リンク」していたといいます。
＞友岡さんは、慈善団体路線、平和団体路線を堅実に進まず 政治的企業団体路線を進む学会本部に腹を立てていて、この学会本部で内密に 組織運営上都合の悪い書物が焼きすてられたり、あるいは 元々あった池田名誉会長のスピーチチーム（スピーチ原稿を作成していた）が アクセンチュアや 電通の人材に入れ替わったことなどをあれこれ 暴露してしまった。
この書き方からすると、友岡さんは、Facebookでこういう内容の暴露をしていたと推測されます。
長時間の査問を学会執行部から受けたのは、この件も原因なのかもしれません。
Facebookでの発言内容とその日付が知りたいところです。
向こうは（※創価学会執行部）僕を懲戒免職にしようと考えていた。
だがその診断書で、振り上げたこぶしの下げどころを失った。
結局、役職解任だけになった。
こうして友岡さんは聖教新聞社を退職するわけですが、弁護士を立てて不当解雇だと争えば十分闘えたはずです。
しかし、友岡さんはその道を選ばず、ライフワークであったボランティア活動に重点を移していきました。
そして、体力の回復しないまま、東北の地で亡くなったのでした。
さぞかし、無念だったことでしょう。
山内（※関西長）は、僕のことを皆に「あいつは裏切った、極悪人だと言え！」と触れ回った。
こういうところが創価学会のいやらしいところですね。
組織に従わない者に対しては、別件で処分をして、ありもしないことを触れ回って組織にいられなくする。
あわよくば自殺に追い込みたいとすら考えているのかもしれません。
獅子風蓮
