獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

海さんとの対話:【内海氏に対する評価】その3

2022-06-21 01:06:31 | 海さんとの対話

引き続き、うつみん批判:内海聡『薬に殺される日本人 まんがで簡単にわかる!……』(2021-12-20)
のコメント欄でのやりとりです。


9  獅子風蓮
Re:無題

海さん、忙しくて返事が遅くなり申し訳ありません。

>医者のようなしがらみの大きい業界にいながら、あそこまで破天荒で反骨精神の強い両者が面白いし、自由な人たちだなあと感心しています。

面白がっている分にはいいのかもしれませんが、内海氏の著書などを真に受けて、医療や全てのワクチンを拒否するような患者や母親が増えてくると、小児科医としては困ります。
別に、収入が減って困るという意味ではないですよ。
小児期に打っておいたワクチンは、確かに何種類かあるのです。
それらのワクチンを打たないで、子どもが実際に感染症にかかり、実害が生じた場合、いったい誰が責任を取るのでしょう。
私は、一人の医師として、内海氏には怒りを感じています。

>通販などで金儲け?
>そんなのどうでもいいじゃないですか(笑)
>だいたい金が全ての享楽主義者なら、いわゆる陰謀論?なんかに首をツッコまず、もっと権力に忖度して、組織から嫌われずにうまいことやってますよ。

かつての内海氏は金銭に無頓着だったかもしれません。
しかし、クリニックで高額のコースを設定したり、通販ショップでわけのわからない水素水などを含むサプリメントを販売したり、明らかに金儲けにシフトしたと思います。
その辺の事情は、自らが電子書籍『うつみんがなぜ活動しだしたか?』に書いています。
そのうち、記事にしますね。


獅子風蓮2021-12-23 19:12:40


10 獅子風蓮
Re:無題

海さん、つづきです。

>あと細かいことですが、獅子さんの表記にはいろいろと間違いがあります。
>「市民がつくる政治の会」というのは、もともとあった「日本母親連盟」を改名したもので、日本母親連盟の発足は確か2018年だったと思います。

私のコメントをよく読んでください。
「内海聡(キチ〇イ医)の総合サイト」には、以下のようにはっきりと書かれています。

__今後内海聡は「市民が作る政治の会」と連携し、政党(正確には政党準備会)を今年中に作っていくことになります。

また電子書籍『うつみんがなぜ活動しだしたか?』の「おわりに」には、次のように書いてあります。

__私の目標はこれまで以上により強く、権力でありカネであり人脈であり、正義や真実や改革など無駄以外の何物でもない。
今後のビジネスについても、今までなんとなくあった体裁など、本当の意味で捨ててしまおうと思う。
(中略)
我々に必要なのはただ力のみであり、政府のように大企業のようになんとか学会のように、自分たちの力をどうやって強めるかだけを考えなければならない。

「なんとか学会」とは、文脈からいうと創価学会のことでしょう。
内海氏は、権力を求め、カネをため、創価学会を意識して大きな組織を目指しているように、私には思えます。

>>家族はハワイに住まわせ、自分は日本とハワイを行き来する生活のようですね。
>これも違ってハワイにいたのは娘さんが小さかった一時期で、家族揃っての話です。
今は家族全員が日本在住です。

最近の動向については、知りませんでした。
少しづつ、キャッチアップしていきたいと思います。
貴重な情報、ありがとうございました。


獅子風蓮2021-12-23 19:13:22


11 海
>面白がっている分にはいいのかもしれませんが、内海氏の著書などを真に受けて、医療や全てのワクチンを拒否するような患者や母親が増えてくると、小児科医としては困ります。

私、面白がっている分ですよ?
別にうつみんを人生の師匠として心酔しているわけじゃないし、セミナーも参加したことはないし、参加しようとも思わないし、うつみんショップで買い物したこともなければ、クラウドファンディングもしたことありません。
YouTube動画がことごとくバンされてからメインが有料のニコニコ動画になりましたが、その会員にもなっていません。
案外、薄情なファンですね(笑)

>内海氏の著書などを真に受けて、医療や全てのワクチンを拒否するような患者や母親が増えてくる?
いやいや、少なくとも獅子さんの仕事が困るほど増えないと思いますよ(笑)
獅子さんは日本中の全ての子供を自分の患者、または自分よりの考え方にしたいのですか?
私は母親として、選択肢が増えることはとても嬉しいですけどね。

私自身、小児育児の真っ最中の時はテレビと本からしか情報をとっておらず、うつみんの発信なんて全然しらなかったんです。
でも今はこんなお医者さんの意見も当時から聞きたかったなあと思いますよ。
私の義姉などは、医師と結婚した看護師で4児の母でもありますが、私よりずっと前から内海聡の本を読んでいました。
頭も心も実に柔らかくて、いろんな人の意見を偏見なく取り入れています。

>それらのワクチンを打たないで、子どもが実際に感染症にかかり、実害が生じた場合、いったい誰が責任を取るのでしょう。
>私は、一人の医師として、内海氏には怒りを感じています。

それを言うなら、ワクチンで重篤な薬害が出たら誰が責任を取るのですか?
医師も製薬会社も国も、誰もとりません。
結局、責任も覚悟も、実質親に全部かかってしまうので、親がいちばん真剣にならなくちゃいけない。

獅子さんはコロナワクチンをトロッコ理論で、リスクは覚悟の上で打つと仰いましたが、リスクの責任なんてとれない、とりようがないと思いますよ?
実際、集団接種会場などで、その日初めて会って二度と関わらない人に接種するアルバイトの医師に「オイシイ仕事」という感想以外、どれほどの覚悟や責任や倫理観があるというのでしょうか?

結局、双方にどんな信念があろうと、選ぶのは親なわけで、親としては選択肢があった方がいい。
そして何を選ぶにしろ「それは違う」という意見もある中で、自分の意思で選んだものなら、後になって人を責めることはないと私は思っています。

海2021-12-23 21:11:18