北陸本線・湖西線を走る521系交直流電車のトップナンバーです。
この電車は北陸本線を敦賀まで直流化(交流電化だったものを直流に変更)した時に投入された電車で、1両あたり約2億円の製造費用は、沿線自治体の滋賀県と福井県が出しています。そのため、滋賀県・福井県以外の場所では運用されないことになっています。
「新快速」風の電車で、気のせいか2両編成では見た目に短く感じます。座り心地は快適でした。しかし、座席の数そのものは旧い電車よりも確実に減っています。座れる人数が、旧い電車よりも減っているということです。
この写真を撮った日は、敦賀19:52発の普通長浜行きが521系の2両編成で、終点まで立ち客がとても多い状況でした。
電車を新しくするだけで、鉄道への印象が良くなるとは限りません。混雑するときには4両編成にしてほしいと思います。