白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

こんなコロナので、やる事します

2020-03-07 01:24:00 | 日記
またどっさりドカ雪、積もりました。

犬ケンは、インドア犬なので、外の世界は眺めるだけのテレビと同じもの。

雨水を含んだ雪はみぞれ、重いけど溶けるのも早い。


世間はコロナ、行動も自粛の雰囲気で、お陰で出展も中止で、とってもたっぷり自由な時間がやってきました。
こんな時こそ、普段後回しにしてたやる事やらなきゃ。
粘土は、成型の時に削ったり、余った粘土をためておいて、後日水に浸して戻して、また再生する、作業があります。こんなに作業、出展が続くと、そんな事は後回しで、どんどん固まりたまっていきます。
今こそ再生の時。こんな頃なので。

カチカチの石になってる白土。
いい感じでカビがついてて、粘りの素になってくれる。


水に浸し、とろんと溶けるまで待つ。
一応濡れ雑巾で包んでビニールでくるんでたけど、雑巾も腐るほど土の中の微生物が生きてる。青いのは手拭いの模様。はがして、すてる。水が無くなるまで何日か待ってこねて、成型する。
これくらい合間にできそうだけど、何種類も土をつかうので、バケツも増えるしなかなかやらない。と、こんなに固まり、とけるのに日にちがかかる。
粘土は、焼く前なら何度でも再生して使えるので、カビになっても捨てないでください。

そして、ヒビやワレた作品の再生。


これくらいのヒビは、また釉薬のせて本焼すれば直して使える。
いくつか溜まってあるけど、これも本焼の隙間に入れるので、増産優先の時は後回しになってた。今頃なんとか焼いてあげるコロナのだ。

使ってて、ふちが欠けた時は、粘土をのせたり、違う形のものでカバーして、素焼して釉薬掛けて本焼。まだまだ使える、販売も出来るかも。
少しくらいの欠けは焼き直すので、持ってきてください。



完全に分離した物は、焼いて直してもまた折れたり、カップの取手ならまた取れて火傷されても困るので、どうしても直して使いたいお気に入りには、接着剤をオススメします。

そして、こんな時こそ面倒な乾燥に気をつかうモノ作る。

小鉢を2つひっつけたダブル鉢。
けっこう人気ですが、乾燥が面倒くさい。

両端をビニル掛けて、厚みのある真ん中から乾燥をすすめる。


ひっくり返して裏から乾燥させていく。
全体がバランスよく乾燥をすすめる頃合いを見計らう時間がないと、なかなかできない。
なんせ急ぐ時は、ストーブにあぶったり、ドライヤーかける荒技、急速乾燥作品で、焼くのをしのいできたくらいなので。


出展なくなり、やる気失せてしまうけど、5月にギャラリー予約しちゃってるし、なんなら6月もちいさくてこまかいをどっか予約しようかと、、やっぱり転んでもタダ起きない。コロナでも。



フリーランスの自営業は家にこもって自衛して、自分で営業するしかない。
楽しいこともこんな時にこそ、準備していろいろ作れる。

孫女の子の初節句。
お雛様も20年ぶりにフルセット出せました。
ついでに、自分の60何年物、お内裏様。

いい顔してる。母がとても気に入ってた。首をまげて、どこにいても目が合う不思議。


こんな時間ある時しか、会えない人とうさばらしも、、閑散とした飲食店のために行かないと。

元同僚と。急遽喉が乾いて。


白石区のためにママ友と。


柳月のバスクチーズケーキ、予約して二週間後に手に入れた。


台湾のお菓子。


こんな時こそ、余裕ある時を大事に普段できなかったことをたっぷり時間かけて、楽しんでやろう。
やきものは、後回しにしてた事こなして、手抜きしない価値をかけて、引き出しを増やして進化?できるといいけど。

苦手な片付け、使わない物処分もこんな頃なら少しはいいころなのかもしれない。








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