白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

年内最後の本焼窯出し

2020-12-24 23:36:00 | 日記


少し積もった雪も、街中やウチの周りは今日の雨で解けました。
夜は、凍ってツルツルですが、こんなに雪が少ないクリスマスは久しぶりです。


素焼の窯出しして、三日‼︎で釉薬かけて本焼。

先週は、雪も降ってとっても寒く、5度しかないけど、マイナスでないだけあったかい窯詰め。釉薬かけてすぐだったので、窯に湿気たまる→電源切れるのが心配で蓋開け気味でゆっくりスタート。

15時間近くかけて、1240°で完了。
窯の冷ましも最近は、二日間40時間以上かかり、やっと少しずつ蓋開けられる。

その間は、うさばらし出掛けず、年内最後の教室。



窯出しは、焼きあがりが楽しみ。
たいがいは、予想通りだけど。

シュガーポットも蓋がちゃんと空いて←釉薬溶けて引っ付き開かないこともありえる。他のもまあ、それなり。



今月の素敵作品。
Mさんのスピッツの空くんの絵の大鉢。
白化粧と色化粧のかわいい焼き締めのスプーン。
イラストレーターのカキハラさんの絵付けしたワンコの絵皿。



オーダーのイルル&キララちゃんのフードボウル。
お届けして、イルルちゃんと会えました!




来年の某ギャラリー展示が、札幌市からコロナで支援金を半額負担してくれるので、
後回しにしてた申請書類を急いで提出。

本日は、久しぶりの完全オフにしてクリスマスとやら。

お嫁さんからクリスマスのアレンジが届き、土土カフェで手に入れた、織絵中村さんラベルの余市ワイナリーのスパークリングワイン。

地味に静かな夜。
なのに、結局粘土さわってる。

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ギャラリーまわりふりかえり

2020-12-12 01:26:00 | 日記


札幌は、積雪ゼロ。
イルミネーションも雪の反射がなく、ちょっと半減。

こんな時だけど、街中に所用もあり出かける。ついでにギャラリーまわり。


グランビスタギャラリー
上ノ大作作品展

陶、穴窯で無釉の自然灰のオブジェ。
竹は会期中に組んでインスタレーション。
海外での大きな作品を出展のために始めたそう。竹は現地の簾、すだれを染色。
木の作品は、H小学校で陶芸授業に使った机から。粘土が木目に詰まってた。


TO OVカフェギャラリー
jobin.リング ワンデ ルング

ビーズと刺繍した布をワイヤーで吊す。
糸目のラフさが楽しい。

きっちりしないと割れる失敗になる陶では、ラフに作るのに自分は躊躇する。
最近のハンドメイドでは、ラフに作るのがウケたりする。昔のヘタウマとは違うセンス。ちょっと取り入れたい。手抜きはしてるけど。


ギャラリー創
及川みのる個展

粘土のやきもので、180身長の光合成子さん。潔くこれ一点に、上から一個のライティング。ガス窯。化粧土、顔に黄と赤が薄くのって、足の爪は透明釉が光る。
ずっと観てられる、不思議な感覚。
惹かれるマチエールを観察してしまう、やきものだから隙を探して成る程、パクれるか分析。
窯で焼くなら分割はしかたないが、ヒトは可哀想なので一体化してあげたい、敏也先生みたいに低温だけど野焼きにすれば長くてもこれくらい焼けるのに。


クロスホテルロビー
高橋弘子作品展

地塗りはあるけど薄く白地に浮かぶ岩、島に珍しいグリーンがシュールさを讃えて、無人、虫もいないかもな静謐を感じる。


FreeInformationギャラリー
ともにアート


初めてのギャラリー
路面にガラス張りで自然光も白い壁も明るくて、無料なんて素敵。


ギャラリーオマージュ
棚田裕美作品展

半磁器でオブジェ。削って彫りのラインが白の濃淡で綺麗。神とかお守りテーマ。
篆刻も素材違うけど、同じ工程だからできるよね。イラストも面白いから、いつかご一緒したいです。


TO OVカフェギャラリー
本田征爾展

額にやきもの使ってた。
平面を立体にして楽しめる懐がうらやましい。柔らか思考か。


道新ぎゃらりぃ
彼方さんと関川さんの版画展

ストーリーのある版画も素敵な風景も、豆本もみんなちっちゃくてかわいい。


ギャラリーエッセ 
冬萌展

人気作家集合のハンドメイド展。
全国にお客様がいるネットの時代で、販路も格段に広がっても、素敵ディスプレイで直接手にしてもらえる展示を一番に感じる。


ギャラリー創
「木を見て、森を見て、」

森迫さんと藤沢レオさんの手紙交換からの言葉をテーマに、素材もそれぞれに制作。


月織堂
まるさんの写真展



PARCO マッハ55号

パッケージの版下、制作工程の展示のメモやトレペから色校正やら迷いをみられて、なぜか自分もアホな代理店や営業マンの言葉を思い出す。


市民ギャラリー
nor-hay展

林さんは、たくさんの方に良くも悪くも影響を与え、ギャラリーを休む事なく続けて、今だにたくさんの人が作品を寄せて想われてる。

たぴおは、竹田さんの時が自分は学生で見に行けてた。
学校の先生とは違う、大人の絵描きの人は、面白くてよくしゃべる自由人ってすごいなぁと思ってた。



出展してるkoayaちゃんに、竹田さんの回顧展の懐かしきパンフレットをもらった。
ババッチさんが配ってたそう。


展示中の差し入れや頂き物








ただいま、素焼中。
ついでに、まるちゃんにいただいた帯広十勝の小豆を煮ていた。



明日夜から窯出し釉薬かけて、また速攻本焼します。








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とにかく作る2020.12月

2020-12-07 00:50:00 | 日記



12月になって、雪の日も寒い日もありましたが、現在は札幌積雪ゼロです。
でっかいどう北海道は、山や雲の影響で地方によっては、すでに根雪や1メートル近くの積雪のようです。

2020.12月は、出展予定はありません。
キャンセルした5月以来、久々のオフ。
今のところ2021年1月も予定してません。
なので、今はご注文をひたすら作ってました。



いつものタタラから同じような型紙で作る、ハリネズミとシマエナガ。小皿、豆皿。
葉っぱにアリやカタツムリにもなります。
片手間のcreemaからハリネズミ豆皿のオーダーがはいってました。

久々の蓋物

ギャラリー土土カフェさんのご注文。
オーガニックの砂糖を入れるので、湿気ないように蓋やスプーンは無釉にします。湿気をとって、砂糖もサラサラ。


小鉢も兼ねる蕎麦猪口。
貴重な赤津半磁器土で。
同じサイズにする時、普通はトンボを使います。しかし、このトンボ何年か不使用で動かなくなりフリーカップのサイズで固まってます。
でも、自分は紙を何センチとかに切ってそれを当てる、という適当な方法で、あとは感覚というか手が覚えて同じく作れる。そして、削りの時に合わせる。という、荒技で6個セットくらいならやっちゃいます。
粘土もギリギリ6個できて、神のお陰(^.^)

そして、ねこちゃんのエサ鉢。

筒状の台の上にエサのボウルをはめるという、アイデアもの。ボウルも斜めにセットして食べやすくなります。



模様も螺旋状に。との事でこんなかんじ?をみてもらって決めてもらいます。
これ、フリーハンドのラインで。になったのですが、ちょっと面倒なところが楽しい線でOKとの事で自分も楽しくなりました。


北海道のコロナ事情は、近場の白石や新札幌でも感染者出たりして、まだまだ不安。今、できることはこもって作陶。
ゆっくり乾燥したら、素焼します。
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