白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

ギャラリーまわりーふりかえりー2021.11

2021-11-28 01:16:00 | 日記


11月5日。前売券買って、楽しみにしてたのにギリギリ観に行く。



蘇る、模造コピーとはいえ現代の最先端技術技巧材料財力?で蘇った宝物。
昔の人は、短い人生に命懸けで時間と技を懸けて宝物を作ってた。自分のためではなく、偉い人のために。支那はスゴイ。



見たことのあるやっぱりスゴイイ作品ばかり。


三人展 紀伊國屋ギャラリー

杣田美野里さんの写真展


礼文島の風に咲く花は、儚い。




礼文のサフォークが潮風の草を喰み、美味しい肉となる。何かを残さないと。


道展。市民ギャラリー。
2時間くらい歩いた気分。



一週間後。nor-hay展。市民ギャラリー。

林さん、亡くなって年々偉大さ?増している。


北の妖怪展。アートスペース201

つるかめさんの見る方向で変化する絵。
懐かしいおまけシールとかになってた。


デジタルで、できるそう。
アナログ言うから、おっきな絵を筆でリアルに描いたら楽しいのに。



河口真由美展 コンチネンタルギャラリー
おわりとはじまり
明るく楽しい色彩で、何を描いてるか聞くと納得。


河口真哉展
言葉の雨はいつも心の中で降ってた

河口夫妻、同日展示。
映像のため少し照明を落とし、空間に吊られた立体と影。箱は軽いセメントを塗ったもの。



カミシバイズム
カフェ+ギャラリー オマージュ





アートの秋展 丸井今井
木版画Accotoriさん
日本画谷地元さん
アクリル画菜摘さん
百貨店での販売スペースなので、壁にチェーンレールもなく絵の展示は、イーゼルのみ。脚を布で覆ってた。
最近、百貨店も売れっ子作家さんやハンドメイド系も売り場に立つなど条件付きでの展示がふえてる。企画にプランナーがはいるとよいのですが…


切り絵樫尾容子 大丸百貨店

切り絵作家さんの中でも、ここまで細かく繊細な作品は初めて見る。曼荼羅もレースのようにミリペンで描いた絵のよう。
こちらは、パーティーションにピンで額を下げる展示。



中村ニ夫展 さいとうgallery 

斜里で薪窯、登りと穴窯で焼いて、カフェこひきやギャラリーも営業されてる。
今回、集めた石を窯で焼いて作品に埋め込んで陶板にしたものを陶壁とネーミング。



27日札幌は雪になりました。



まだ根雪には、ならないはずです。
名寄は50センチらしいですが。





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秋は短い、日々は足速に過ぎ去る

2021-11-14 00:56:00 | 日記


先週の札幌大通公園、夕暮れ。



北海道大学のイチョウ並木。
最近の雨風で間もなく散ってしまいます。


コロナも落ち着き、対面の教室、出前講習も始まります。


初めての場所、某商業施設のエレベータ横スペースで陶芸体験でした。


若い女性の体験者だったので?白と黒を選ぶ人が多かった。
自由に作ってもらうので、こちらも楽しい発見がある。

オーダー作品

猫の背中に皿乗せスタンド。おやつボウル。
おなまえ入り。
毛足の長いサイベリアンフォレストとかって種類のかわいい女の猫ちゃん。
白土の表面に白化粧土で毛並みの凹凸をつけて、素焼の上に下絵の具を混色して、グレイ、チャコール、黒を面相筆で毛並みを描いて、透明釉を掛けて、酸化焼成。
思った色より発色が薄かったので、上絵の具で黒をのせて、もう一度焼いた。
お待たせしてたけど、自分が納得の色でない時は焼き直す。ホントは、名前を入れ忘れて焼き直す羽目になったんだけど。



名入りベビー茶碗と、夫婦茶碗二組。
最近は夫婦茶碗の大小の差をあまりつけず、男女格差を縮めてる。
女性には大きめですが、納豆ご飯にはいっぱいかけられる。

黄色い馬は、鉢カバーとして背中に植木鉢を入れられます。
こういう手びねり一点モノが作って楽しい。
オカメインコの黄色釉薬が案外活躍。

教室作品


こちらのみなさんも模様なしで、人気の白マットと乳白、黒マット。同じように作ってもみんな違って味がある←うまいみすずのようなホメ言葉。
久しぶりに、作品にヒビが入ったので、作り直してもらいます。素焼の時は、なかったか?見落としてたか…ごめんなさい

色が決まってたり、他の人の作った作品を焼くだけなら、三日もあれば施釉できて窯焼きできます。
それなら自分も模様なし単色でどんどん同じもの作って焼けばいいのだけど、
それでは飽きる、つまらない。
ひとつずつ楽しいものをこだわって作りたい。


大通公園は、イルミネーションの支度。
これは、初見かもです。グリーンの電飾に黒い馬のシルエット。



ここは、ますます寒寒々感じる例の青い電飾のやつ。

来週には、雪になるかもしれません。
街中は、人出も増えて、観光客も増えてる様子。



お土産には、ロイズのバトンクッキーが喜ばれます。たくさん入ってて、美味しい。チョコでも真夏でなければ、常温で大丈夫。
それと、地元きのとやの焼きたてチーズタルト。翌日の硬いのも楽しめる。
東区の古田さんのお団子も日持ちして柔らかいままいただけます。

今月は、出展がありません。
娘のお産扱いで予定がたたず、オフにしました。
先の見えない不安と大変さは、親の介護と同じですが、未来のある事なのでまだ頑張れます。



店先には、漬物用キャベツ。サッポロ球。
そんなに買ってる人見ないんですが…





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ギャラリーまわりーふりかえりー2021.10

2021-11-01 01:45:00 | 日記


晴れた日は、澄んだ空と秋の色を楽しめます。

もう記憶も遠い10月の始まり、
十字館の搬入から長い1日。

岡本和行写真展
花の肖像展 ギャラリーミヤシタ
モノクロ写真の花の横顔が表情を持ってなんとも美しく楚々としてる。時折の色が染められ額の中に華やかな品格。
見られてよかった写真展。


紅露はるかさんの個展

はじめて行ったカフェギャラリーでオシャレカフェ。カウンターで注文して、長居する若者多いし、客越しに壁観るギャラリーで写真も撮れず、おばちゃんちょっとあずましくなかった。展示は、貸ギャラリーではなく、某チームでしきってる。


一人一仏展 資料館

以前から仏像彫刻を趣味にする男性の知り合いが何人かいて、最近知り合いになった作家さんもこの展示に出展されていた。
一年かけて、完成できずの釈迦如来坐像もそれなりの心がこもってみえた。
先生たちの作品は、本当に人の手技として高レベルで驚きです。無心で対峙してる。
資料館という場の空間もよく響いてる。


示現会北海道作家展
道新ぎゃらりー


仲さんに誘われ出展した、るみちゃんが大きいうさぎ描いたからみてーと、公募展雰囲気百号油絵の並ぶのを久しぶりに観る。


前野右子陶芸展
ギャラリー大通美術館


長く陶芸の作家として大きな作品から食器まで活躍されてる。バーナードリーチにも会うってすごい。




瀬川綺羅Guardians トオンカフェ

カラフル面白い立体がたくさん並ぶ。
小さい頃、一緒に遊び、側で守ってくれたヒーローのおもちゃ、キャラクターをイメージしたそうで、似たキャラいたから聞いただっこちゃんは知らないそう。黒くて謎にウインクしてるんだよ、こわいよね。


北ノ大収穫祭 ギャラリークレメント

人気作家四人で売る気満載展示。
原画もグッズもたくさん、意欲的でいいねー!
ここは、カフェスペースとギャラリーが独立したスペースで見やすいです。
ただ、管理は作家、販売には在廊です。


濱里楓個展monologue
月織堂

初個展。ペン画で独自の世界を持ち、詩や言葉も読みとれ、心が落ち着く。ノスタルジー感。ちょっとレトロなお店の至る所にピッタリハマってた。
最初のモノヴィレッジで気になって、セントラルのグループ展でもう気に入って、何年も誘って、去年2回もグループ展に一緒できて、原画も揃っての初個展。
来年も作品揃えて、個展が楽しみ。


想月ルナ個展
少女乙女の夢をみる


初個展。アクセなどをハンドメイドしてた彼女と一緒にチカホ出展。その後、絵を描くようになり、球体関節人形も修行中。
描きたいテーマや気持ちがいっぱいで、キャンバスに下地の研究、タブローにも試行錯誤。一年ずつ少しずつ自分のモノができるといいですね。


若月椎菜個展 目線
ギャラリー犬養

初個展。全て新作原画ペン画、アクリル彩色。
可愛く見えてダークな要素がたまらない。
ESSE猫兎展でも絵が売れて、人気と理解者も増えてきた。眼のつけ処が気に入ってます。


モリケンイチ個展
ちょっと素敵にカニバリズム

デッサンやエスキース的なペン、炭絵がリアルでよかった。
絵には赤丸多くてマニアックなファンがお買上げ。家にあるとしても、ご飯中には、目を逸らす。ダイエットになるか。


こあやこてん Fake earth
ギャラリー+カフェ・オマージュ

昨年の初個展から、1年かけた作品たち。
アクリルでマチエールを描き込み、ビーズやボタン、今回のテーマのプラスチック製品を糸で縫い付けている。
時間をかけてテーマに思考を重ねて想いも込めて制作してる。
今回も、搬入をお手伝い。
アトランダムでいい!と言われてもアキって重要、息苦しくしたくないって、この数をうまく配置するのは気を遣いました。
手描きのポストカードが何とも面白くスゴイ作品だったりする。


今年は、以前からグループ展に参加してくれた若い作家さんたちが初の個展を開催してます。個展は孤独で逃げ出したくもなるけど、始まったらもう楽しくて、終わりの時には、また個展したくなる。ギャラリーは、魔物に棲まわれるか?天使に微笑まれるか?その人の日頃の人付き合いも試される、笑えないリアルな要素もあったりする。




初個展には、その人、その場にあったお花をお届けしたいです。




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