白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

雪も消えたし、窯焼きであったかい

2021-03-24 23:42:00 | 日記


街中や、アスファルト路面は雪が消えて、風もほんのりやさしくなりました。
日陰や山積みの庭の雪は、まだまだありますが。
JR白石駅から札駅方面の空。


自分は、出ないのですが今週末に札幌ドームで開催される「モノヴィレッジ2021」
出展作家さんの絵付けした作品を窯焼きしました。

呉須で陶土染付と陶彩パステルの半磁器。
どれも可愛くキレイに焼けました。

作家1000ブースと人気のパンでたくさんの来場者で賑わうでしょう…楽しめるけど、くやしいので行きません。
このイベント出れないのは、ザンネン。だけどあの疲れる大変な思いをしても楽しめるという魔力イベント。今回は、余力もないのでアッサリオフになってよかったです。



粘土をチラ見せしてたみんなの作品たちも何とか素敵に焼けてます。
自分のこまかいのは、半分しか窯に入らず、これから描いて色付け→釉薬掛けです。



次の展示、ちいさくこまかくがテーマなので、目もしょぼしょぼ肩も疲れる。
これは、細密画を描く若い作家さんたちに感心して、ちいさな作品なら搬入もしやすく展示も楽、お手軽にお買上げいただける…と安易に企画しました。いつもお気軽だけど。
自分は、そのおかげで細かい線画、色分けと時間と手間をかけ、神経をすり減らし、窯焼きで納得の線や色が出なかった。と難易度高いテーマで、もう、やっかいな展示に思いはじめてきてます。




お彼岸に墓参り。
ここは、まだ雪深い。
冷たい石の下で眠る心はあるのかな。


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ギャラリーまわりーふりかえりー2021.3

2021-03-16 00:31:00 | 日記


久しぶりの札幌彫刻美術館。
「雪のあと・形のさき」
彫刻美術館と白い季節の仲間たち
前日の強風と吹雪にかわって、晴れやかで雪解けの進む日、ロダン以来の宮の森にある本郷新、彫刻美術館に行きました。
最近知り合った河﨑さん主催で、毎冬美術館前の庭に雪像を作る作家さんのグループ展示。

館長さんの素晴らしい過去企画のパンフ作品は、懐かしくも驚きある…なぜ近美ではやらないとか…じっくりみてしまう。



素敵な美術館に、それぞれ作家の立体や平面の特色あって見応えのある展示でした。

街中にある彫刻作品も、今の彫刻作品も、こんな彫刻展で身近に思って観る楽しさを感じて、知ってもらえるといいですね。


近藤康平|鈴木美絵 二人展
TO OV cafe gallery 

貝殻に絵付け、刹那さを感じる。
ライブドローイングの偶然の流れがオシャレでリアルにみられて、よかった。



渡辺元さんの個展
さいとうgallery 

スゴイ数の作品。
カフェ本も続編ができて、ポストカードが何点も完売で、うれしいですね。


重岡静世木版画展
道新ギャラリー

絵のような木版画で、聞くと長年油彩を描いてたそう。見るからに感じるテーマも解説してもらって、余計に輪郭がはっきりする。
作者の解説が重要な見落としを補って、深く感銘するなら聞いた方がよいのかもしれない。
無言の作家さんも、テキストだけでなく会話でヒントをくれると身近に思える。
身の上話まで、お聞きしてそんな人生からの作品で、テーマも納得しました。
平凡な暮らしでは、アートも軟弱なのかな。二部黎さんと連れ合いだったそう。



出展もなく、作って焼くだけのメリハリのない日々。
3ヶ月ぶりに会う孫が、会話するという成長にヒトになる過程の神秘に驚きました。


糖分の摂りすぎで、頭を幸せ物質で甘やかしてます。







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2021.3月は出展ありません

2021-03-09 00:35:00 | 日記


先週は、吹雪く日もあり、吹き溜まりになった雪がまたまた積もりました。
でも、日中はプラス気温も。
マイナス気温でも北海道では、当然のようにマイナスを付けない気温の言い方の冬季から、やっとあえて+気温表示がウレシイ。

そんな3月は、久しぶりに出展がありません。
月末の札幌ドームのモノヴィレッジに、なんと落選してました。
初回から何度も参加してた楽しいイベントに出られないのは、ザンネンです。


そんな訳で、ゆっくりペースで制作して、密じゃない教室もしたり。細かいもの作ってました。


フレンチブルのペロちゃんママさんお気に入りの犬のスプーンのご注文とイタリアンベリーさんから、猫のスプーンの大量ご注文がはいりました。
これ、クッキー型抜きで作ってます。
もう30年くらい前からクッキー作らず、粘土に使用。山ほどの型抜きで、ブローチや箸置きもたくさん作ってきました。
もちろん、ただ抜くだけでなくカッターで修正したりオリジナルにしてますが。



直径30センチの平皿。この春から◯◯とやさんに就職するAさん作。
自作のキャラクター皿は、平岸校美術系卒のYさん作。絵付け釉掛けも期待してます。



ワインボトルで高さのある花瓶は、Iさん。
多様に使える小鉢は、Sさん。
初節句鯉のぼりプレートTさん。
BGMは、ハマショー1976.大谷会館。声が若い。


2月は日にちも少ないし、モノヴィレもないので、窯焼きをしない月にしようかと思い始めて、1月の電気代が高いのに気がつきました!
ウチの電気窯用は三相の動力なので、使用量は毎月の基本料金が¥13000ほどで、使わなければ半額のはずです。¥17128てなに?!
いつも検針日の朝迄には、焼き上がるようにしてるのに。
窯焼き中は、すごい速さでグルグル回って数字も見えづらいから(^^)
窯焼きのメモデータを確認すると、夕方から夜中にかけて焼いて朝までには切れてたはず。
もしかして、
検針メーターを夏にマイコンメーターにしたから!



いつも、日中に検針員さんが来て使用量を見て行くので、朝までに切れたら使用量ゼロだったけど、マイコンメーターは、夜中0時からの検針データが記録されるようです。
ほんのちょっと3時間くらいオマケしてくれたらいいのに。キカイはキライ。

そんなわけで、毎月展示で怒涛のように窯焼きしてたけど、展示がないと余裕ある制作で、少しは人間らしい暮らしもできる。



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