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EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

衣装

2012年04月21日 | 演奏会
生徒さんに、コスチュームを作るのが趣味の男性がいて、次のコンサートの衣装を僕が作ってあげる!と張り切ってくれています。
絵画や映画にでてくる衣装にも時期や国によってもスタイルがいろいろあります。特にルイ14世時代のコスチューム以降はコルセットがすごくて、管楽器やハープの演奏は不可能、、ウエストがもともと細かったらよかったんですが、それでなくとも典型的な日本人体系の私、、、、
フランススタイルのコスチュームは、断念です。しかも、 顔があまりにもアジア人だから、古い宮廷ドレスだと、大げさになりすぎて、浮いてしまうし、日本人でも似合う古めかしいドレスとなると、中世あたりがいいのかなー。。。


こちらの演奏会はみんな本当に衣装が地味で、大きなホールでもえ?普段着?というような服装で演奏していて、
日本のほうが断然派手で、いつも衣装の話をよくミュージシャンの間でするんですが、こちらは、殆どの場合、あれ?衣装なんだろう、
黒でいいかな?とか、前日に、黒で!みたいな感じで、簡単です。私は2年目まで、衣装用の靴もスカートももっていなかったので、
ベージュのスニーカーと蚤の市で買った3ユーロの黒いズボンで演奏していましたが、だれもそれに触れる人が居ないくらい、
みんな適当です。もちろん、ほとんどの人がすっぴんだし。ベルギーはみんなオシャレに関心がない人が殆どかも。。。。フランス人の女の子とかは、頭に小さなお花をつけたり、アクセサリーにこっていたり、スペイン人の友達は割とセクシーな肩が出ているものを好んでいたり、
お国がらも出ているような気がします。

映画のワンシーンにでてくるような場所がたくさんあって、もちろんみんなヨーロッパ人の顔だから、
衣装をつければ本当にタイムスリップできるのになーといつも思いながら。
この前、ルーベンスの絵の前で演奏した時も、ミュージシャンが同じような顔付きで、それを見るのも面白かったし。。。
日本人の私は、どういう衣装を来たらいいのかな。。。。
この前、ふじこ・ヘミングさんは、着物風ドレスを着ていて、とても素敵でした。
ああいうのがあるといいなあ。今度日本に帰ったら、探してみようかな。


今から、隣町に中古ドレス屋さんがあるというので行ってきます~。

ドレスは、女性ミュージシャンの特権!選んだり試着するの、本当に楽しいですよね~。
着てみて、鏡の前で、ぎょっとして、値段みて、ぎょっとして、終わるのですけどね。。

この前、蚤の市にドレスないかな~とおもったら、衣装に使えそうな黒のロングスカートを1ユーロ(100円)でGETしました!
近くの古着屋さんにもバロックスタイルのドレスが1万円くらいから売られています。
古めかしいスタイルなうえに、たくさんの人が着込んだようなものばかりでちょっと怖いので、手を付けられませんけどね!