goo blog サービス終了のお知らせ 

駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

スズメバチ

2011-07-16 09:04:40 | 里山の危険
ブ~ン、という羽音。
スズメバチです。
野外の生物の中でも、もっとも危険なもののひとつです。
スズメバチたちには、とにかく近くに寄らないこと、彼らが近くに寄ってきても急激な動作をとらず、静かにその場を離れることが大切。
運悪く刺されてしまったら、すぐに患部を水で洗い流し、傷口から毒液を洗い流すこと。
もしアナフィラキシー・ショックの兆候がみられたら、即刻病院へ行くことをお勧めします。(ひ)

ハシリドコロ

2011-05-10 08:36:48 | 里山の危険
ナス科の多年草、ハシリドコロ。
全体にアルカロイドの猛毒を含み、誤って食すと幻覚症状を起こして錯乱し走り回ることから、この名があります。
一方で、ハシリドコロの根茎を乾燥させたものは、鎮痛などに効く製薬の原料として利用されています。(ひ)

テングタケ

2010-10-20 08:45:52 | 里山の危険
里山でみつけた老菌のテングタケ、傘の表面にたくさんの白いイボがあることから、ヒョウタケとも呼ばれます。

テングタケはおなじみの毒キノコ。
誤って食すと30分ほどで嘔吐、下痢、腹痛などの中毒症状、時には神経系の中毒症状がでることもあり、下手をすると呼吸困難に陥ることも…
過去には死亡例もあるので、テングタケ系のキノコはその美しさを楽しむだけにした方が良さそうです。(ひ)