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バージニア工科大での銃乱射事件から一週間半が経過。「容疑者を銃乱射へと駆り立てたのは何か?」という疑問を抱いている人は多いだろうし、メディアもその疑問に答え(ようとす)る多くの記事を出しています。が、多種多様な個人的&社会的要素が原因(だろう)として挙がるなかで欠けている要素があるように感じます。それは、
食。
日本の食育提唱者が主張している「キレる子どもは食に原因がある」が的を得ているとするならば、容疑者の「普段の食生活」というのも原因の一つとして注目されてもいいのでは?米誌ニューズウィークの特集では、容疑者の子ども時代(これはお決まりですね)や銃犯罪を犯しやすい環境にあるアメリカの文化&社会構造、それに犯罪者の脳の構造といった生物的な要因まで幅広く網羅していたけれど、容疑者の食生活に対する言及は全くなし。栄養学者は食生活と犯罪の関係に注目しているのかもしれないけれど、食は身体の健康を左右するだけだとメディアや世間一般は思い込んでいるのか、食が精神の健康状態を左右するという考えは一般的ではないようです。
はたして、食は人間の行動を決定する要素なのか?ある新聞記事が「無差別銃乱射事件が増えたのは1960年代以降」だと報告していたけれど、その時期は今や不健康の代名詞、ファストフードの全盛期と一致しています。一般に不健康だと言われるアメリカの食生活と無差別銃乱射事件の頻発との間には関連性がない、と言い切れるのでしょうか?容疑者の食生活についてわたしは全く知らないけれど、いわゆるヘルシーな食事を好まなかったし食べていなかったのではないかと想像します。食には無頓着だったか、好きな食べ物があればそれに執着してそればかり食べていたような・・・。
ここでわたしは、「容疑者を銃乱射へと駆り立てたのはキレやすい食生活が原因だ!」と主張しているわけではないので、念のため。どのような食事が人間をキレやすくするのかという疑問はおいとくとして、不健康な食生活”だけ”が容疑者を銃乱射へと駆り立てたのならば、アメリカは毎日銃乱射だらけになりますからね。ただ、「キレやすい食生活」という要素が他の様々な社会的&個人的要素と結びついたとき、無差別銃乱射のような凶悪犯罪を起こす原因になり得るのでは、といういわば仮説です。もし今回の容疑者が(今回の容疑者も?)キレやすい食生活を送っていたということが分かれば、反社会的行為を阻止する一つの手段として「食生活の改善」という課題が成立するのでは?
人間形成において食は重要な役割を果たすような気がします。メディアには、犯罪者が出来上がる過程における食の役割にも注目してほしいな。
(写真は、わたしが最近ハマッているsweet brown rice。「甘玄米」という言葉が日本語にあるのかどうか知りませんが、玄米にしては滑らかで食べやすい。ごつごつした感じの玄米も好きですけどね。銃乱射犯は玄米は・・・、食べてなかったろうな、おそらく。玄米食えばみんなが善良人になるわけではないと思うけれど)
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食。
日本の食育提唱者が主張している「キレる子どもは食に原因がある」が的を得ているとするならば、容疑者の「普段の食生活」というのも原因の一つとして注目されてもいいのでは?米誌ニューズウィークの特集では、容疑者の子ども時代(これはお決まりですね)や銃犯罪を犯しやすい環境にあるアメリカの文化&社会構造、それに犯罪者の脳の構造といった生物的な要因まで幅広く網羅していたけれど、容疑者の食生活に対する言及は全くなし。栄養学者は食生活と犯罪の関係に注目しているのかもしれないけれど、食は身体の健康を左右するだけだとメディアや世間一般は思い込んでいるのか、食が精神の健康状態を左右するという考えは一般的ではないようです。
はたして、食は人間の行動を決定する要素なのか?ある新聞記事が「無差別銃乱射事件が増えたのは1960年代以降」だと報告していたけれど、その時期は今や不健康の代名詞、ファストフードの全盛期と一致しています。一般に不健康だと言われるアメリカの食生活と無差別銃乱射事件の頻発との間には関連性がない、と言い切れるのでしょうか?容疑者の食生活についてわたしは全く知らないけれど、いわゆるヘルシーな食事を好まなかったし食べていなかったのではないかと想像します。食には無頓着だったか、好きな食べ物があればそれに執着してそればかり食べていたような・・・。
ここでわたしは、「容疑者を銃乱射へと駆り立てたのはキレやすい食生活が原因だ!」と主張しているわけではないので、念のため。どのような食事が人間をキレやすくするのかという疑問はおいとくとして、不健康な食生活”だけ”が容疑者を銃乱射へと駆り立てたのならば、アメリカは毎日銃乱射だらけになりますからね。ただ、「キレやすい食生活」という要素が他の様々な社会的&個人的要素と結びついたとき、無差別銃乱射のような凶悪犯罪を起こす原因になり得るのでは、といういわば仮説です。もし今回の容疑者が(今回の容疑者も?)キレやすい食生活を送っていたということが分かれば、反社会的行為を阻止する一つの手段として「食生活の改善」という課題が成立するのでは?
人間形成において食は重要な役割を果たすような気がします。メディアには、犯罪者が出来上がる過程における食の役割にも注目してほしいな。
(写真は、わたしが最近ハマッているsweet brown rice。「甘玄米」という言葉が日本語にあるのかどうか知りませんが、玄米にしては滑らかで食べやすい。ごつごつした感じの玄米も好きですけどね。銃乱射犯は玄米は・・・、食べてなかったろうな、おそらく。玄米食えばみんなが善良人になるわけではないと思うけれど)
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うんうん、分かる気がします。食の乱れ=犯罪ではないけれど、でも犯罪の一因に食の乱れがあることももっと考えられてもいいですよね。
友達が非行に走る青少年を助けるために社会人になってから某トップクラスの大学院の心理学に入りなおしたんですけど、話を聞いてて理論ばかりが空回りしているように感じました。だって、そのこ自身の食生活はひどかったんです。昼はコンビニのサンドイッチ、夜はお菓子のみで、摂食障害に。そういう人が青少年の指導にあたっていくのって・・・って思っちゃいました。
オリエンタルヴェジになってから、確かに、気持ちの整理がしやすくなりました。私の説得でどうにか、母がノーミートヴェジになったのですよ。ヤコブ病になってからでは、後悔しても遅いですよね。
失礼します。
cougarさんも「子が親を肉食をやめるよう説得した」組なんですね。うちはどちらかと言えば逆です。ところで「オリエンタルヴェジ」って何ですか?わたしが以前機内食で「アジアン・ベジタリアン」を注文したことがありますが、それと同じですか?
失礼します。