oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

スクリーン広告に登場するセレブ猫♪

2006-06-28 | 
写真は、この町にあるアート系映画館が飼っている猫。名前は「Boo(ブー)」。この映画館に行く楽しみの一つのが、このBooを見ること。下の写真を見れば分かるように、でかい!「アメリカの肥満化は人間だけではなくてペットも」と報告していた以前読んだ雑誌記事は、的を得ているのかも。このBoo、9キロ弱あってちょっとしたクッションのようです。体格に比例して性格もどっしりしているようで、周りが大勢の観客でごった返していてもマイペース。ロビーに置かれた椅子の上でいつも寝そべっています。



このBoo、ほんじょそこらの猫とは身分が違うのです。なんと、映画館での本編上映前にBooを紹介するスクリーン広告が登場するという、セレブな(?)猫!Booのボーとした顔のアップ写真が、以下のような紹介文と共にスクリーンに大写しになります。

―――――――――――――――――――
Meet Boo!

She was adopted.
She is almost twenty-years old.
She is 19 lbs. (She is dieting.)
She doesn't eat popcorns.
―――――――――――――――――――

どこからかは知らないけれど、この映画館が引き取った20才になるBoo。映画館に住んでいても、さすがにポップコーンは食べないようですね。「ダイエット中」だというのが笑えます。一日中ぐーたらしていても自分のスクリーン広告を製作してもらえる猫は、世界広といえどもほとんどいないはず。「わたくし、自分を紹介するスクリーン広告を持っておりますの。ほんじょそこらの猫とは身分が違いますのよ、オホホ!」などと「エリートチック」な事を言いそうな雰囲気はBooには・・・、ないですね。

地元経営の映画館だからこそ、スクリーン広告も自分たちが好きなようにコントロールできるのかもしれないし、ペット・フレンドリーなこの町を象徴している、とも言えるのかもしれません。飼い猫紹介のスクリーン広告を流すという「ちょい遊び心(「ゆる~い」遊び心?)」、わたしは大好きですが、日本でやると不謹慎?

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3 コメント

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i can see a cat, looking at me. (Tom)
2006-06-28 15:23:56
猫かわいいですね。デブ猫はうちの近所のデリにもいます。そういえば、人目につくような場所にいる猫はみんなデブのような気が。ただデブだから目立つだけ?日本では個人経営の映画館が少ないような気がします。てゆーか、僕の地元には一軒もなかったような。こじんまりとした映画館のほうが風情があっていいですよね。年取った証拠?
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Unknown (ふぐ太郎)
2006-06-28 22:44:45
いやー、可愛いですね。こんなに可愛い猫が映画館にいたら毎日行っちゃうかも。

20歳ですか。。うちの実家の猫も来年17歳になります。最近、窓においてある台に乗りあがれなくなったそうで、年かー。。としみじみ思ってしまいました。。
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コメント、ありがとうございます (しんのすけ)
2006-06-29 03:35:58
Tomさん、



デリに猫がいてもいいのですね。衛生上の問題なないのでしょうか?下宿先の猫も太り気味だし、アメリカでは猫も肥満化しているのかもしれません。



小さな映画館、消えつつありますね~。この映画館は以前紹介したように、オーガニックのポップ・コーンや地元で生産されているオーガニック・ジュースなども販売していて好きです。



ふぐ太郎さん、



ホント、Booをなでなでするだけに毎日通いたいです。Booは見た目はそんなに年には見えないけれど、スローな動作が年を感じさせます。ふぐ太郎さんの猫が先日亡くなられたそうで、ご冥福申し上げます。
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