空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

シン・ウルトラマン

2022-05-24 16:23:18 | アニメ・特撮
令和4年5月13日は「シン・ウルトラマン」の公開日!ということで、午前9時からの初回を観るため、朝から気合いを入れて映画館に向かいました。余裕を持って自宅を出たつもりでしたが、しっかり朝の渋滞に捕まり、映画館に着いたのが午前8時50分(゚▽゚*) ギリギリセーフでした。

初代ウルトラマンのテレビ放送が始まった1966年(昭和41年)、私は5歳、保育園の年長でした。当時の多くの子供たちが夢中になったように、私もウルトラマンに夢中でした。保育園で毎日のようにウルトラマンごっこをしていたことを、今でもうっすらと覚えています。
私が20代、30代になると、かつての多くの特撮作品やアニメ作品がビデオソフトになり、市中に出回るようになりました。子供の頃、夢中になって観ていたウルトラマンをはじめとした諸々の作品を、あらためて観ることが出来るようになったのです。
あらためて大人になった視点で初代ウルトラマンを観直してみると、もちろん稚拙な部分も多々ありましたが、それ以上に、作り手側の熱意と気概が十二分に伝わってくる、素晴らしい作品であるということを再確認出来たのでした。

前置きが長くなりましたが、要は「私は還暦を過ぎても今だにウルトラマンが大好きだ!」ということでして…(^_^;) そんな中、「エヴァンゲリオン」で著名な庵野秀明さんがウルトラマンの映画を作るというのですから、期待しないわけには行きません。ということで、初日、初回を観に走ったわけです。

で、観終わっての感想は、「さすがは庵野さん!」と、大満足の作品でした。

それにしても、まさかウルトラマンの母星、「光の星」が地球人類を滅ぼそうとゼットンを送り込んだという設定には、ひっくり返りました。月を背景にしたそのゼットンがエヴァに見えたのは、私だけではないはず…

そしてそして、長澤まさみさん演じたところの、「浅見弘子」、最高でした。個人的には、完全にウルトラマンに変身する神永新二よりも主役でした。そして、エヴァの葛城ミサトさんとダブったのも、私だけではないはず…

バイプレーヤーでは、なんと言ってもメフィラス星人人間体の山本耕史さん。歳を取られる毎に、いい役者さんになられたなぁと感じておりましたが、メフィラス星人、本当に良かったです。神永新二役の斎藤工さんとの居酒屋シーン、ウルトラセブンのダンとメトロン星人とのちゃぶ台を挟んでのシーンのオマージュと推察しますが、それに匹敵する名シーンだと、個人的に思います。

シン・ウルトラマンのウルトラマンには、カラータイマーがないことが話題でしたが、個人的には全く違和感ありませんでした。てか、1966年の初代ウルトラマン放送時も、ハヤタ隊員がウルトラマンに変身する際の、ウルトラマンが右拳を突き出して飛び出してくるシーンでは、カラータイマーはなかったはずです。(初代ウルトラマンの映像を観て確かめましたが、間違いありませんでした。)
あらためて観ると、カラータイマーはウルトラマンのスマートな容姿にはとても違和感のある異物のように思います。

「シン・ウルトラマン」を、他の作品と比較するのは意味がないかもしれませんが、庵野さんがかかわった作品として、個人的には「シン・ゴジラ」の方が面白かったと感じました。
「シン・ゴジラ」の場合は、人間対ゴジラという、とてもシンプルな対比で作品を構成出来ましたが、「シン・ウルトラマン」は、初代ウルトラマンの様々なエピソードを盛り込んだため、2時間弱という映画の尺では、個々のエピソードが散漫な印象を受けたのです。
もちろん、あくまで二作品を見比べてということで、「シン・ウルトラマン」もとても面白く、個人的には大満足の作品でした。次はいよいよ「シン・仮面ライダー」、今から楽しみで仕方ありません(*^▽^*)

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