突然鹿児島へ帰郷する事にした（その１：飛行機代０円）

夏休みの初日8月7日（土）は、庭の草刈りとなったが、無事一日で片付いた事で、この日の夕方、懸案だった鹿児島に帰る事にした。痔の方が、一応目処がついた事（ついにアルコールのOKが出た。次は2週間後の通院。一か月禁酒の反動でアルコール漬けが心配だ！）で、鹿児島の親父の方の健康に、やっと気が回せると思い、飛行機の予約を入れる事にした。鹿児島への帰郷は５年ぶりとなる。以前も帰郷した時に台風で1日鹿児島からの帰りが遅れた事で今回も台風が心配だったが・・・。

通常は、夏休み前に、予約をとるのだが、今回は上記の痔等の件もあり、完全に目処がついてから、予約を入れる事にした。もちろん例年になく、今年は盆前でも空席があるのがわかっていた。

7日の夜にJALのホームページから予約を入れた。空き席が多くあり簡単に予約は入った。奥様の分も含めて、片道30,000円×４＝120,000円だ。さてどうやってこの飛行機代を払おうかと考えた。東京時代だったら、即座にお供でマイル等のマイレージやJALのICポイント或いは私のクレジットで処理する所だが、ここ３年間ほとんど飛行機に乗っていない。従って、JALのマイレージやICポイントもない。クレジットで処理して、JALのマイレージがたまっても今では意味がない。うーんどうするか？

昨年末にJALのマイレージの有効期限が切れる為に、残りのマイレージをJAL ICポイントに変更した分が残っていたはずだ。確か８万ICポイントあったはずだと思いだし、このICポイントとクレジットカードで決済する事にした。

せっかくだから、Jクラスにして、座席の指定まで取った。不思議な事に、8万ICポイントしかなかったはずだが、なんと上記の12万円が、このICポイントだけで処理できてしまった。どうも、期間限定のICポイントセールをやっていたらしい。マアー良いかと奥様と話して、これで鹿児島行きが決定した。これで、JALのポイントもほとんど無くなった。鹿児島への出発当日の10日。以前と同じ様に台風４号がまた来ている。無事鹿児島へつけるだろうか？多分大丈夫だとは思うが・・・。

この台風の影響を心配し、当初予約の15：45伊丹発から13：50伊丹発に変更した。一方早く着いた方が、鹿児島で行動できる時間が増えると計算した。

さて何とか無事鹿児島空港に着いた。以前朝日新聞『11年春、新大阪ー鹿児島新幹線直通』の記事で鹿児島空港の事を掲載したが、この鹿児島空港へは、JAL、ANA共に便数が多い。上記の様に便数を1便前倒しできたのも、その便数が多いからだ。そして、空港自体も大きい。国内の地方空港の中では、この鹿児島空港はかなり大きい方だろう。

		左：近辺の島への飛行機。どこ行きだろう？かなり大きいし、またカラフルだ。 右：鹿児島空港のセキュリティゲート周辺。空港内部はかなり広い。
		左：空港前の温泉足浴。これは珍しい。と言うか普通無いし、あってもこうやって足浴しないだろう。 右：空港前のバス、タクシー乗り場。案内板にわざわざ国内線の表示が韓国語と英語で掲載されていた。この韓国語にプラスして中国語の表示を多く目にする事になる。
		鹿児島自動車道の桜島インター。 鹿児島と言えば高菜が有名だが、とんねるずの木梨氏の写真がたくさん・・・
		右：たこ焼き、たいやき、焼きおにぎり等の自販機があった。しかもこの鹿児島で。
		これも上記の高速のインターの販売店。 右には二郎さんのCM看板が。そう二郎さんは鹿児島市出身です。

この鹿児島の立地が、昔とだいぶ異なっていると感じるのは、実は最後の鹿児島観光で出かけた「天文館」と「仙厳園（磯庭園）」での話だが、これも別途掲載する。とりあえず鹿児島空港に無事ついたが、今度は家に帰る途中の高速道路で酷い目にあった。

レンタカーでマツダのデミオの新車を借りて、空港から市内への高速に乗った。ここまでは順調だったが、突然、土砂降りとなった。その内、プールの中を走っている様になり、ワイパーを高速で回しても、前が一切見えない。うーんどうしようか！！！まさが高速の中で車を止める訳にも行かない。周りも何とか走っている。前が見えないのに、走らざるを得ない。速度制限も８０キロから５０キロとなったが、５０キロでも前は全く見えない・・・。

ひやひやしながら、30分土砂ぶりの中を走破した。流石にこの経験はない。まだ明るかったからよかったが、これが1時間程後の夕暮れ時になったと思うとぞっとした。高速から降りて一般道を走るが、それでもまだ雨はやまず。少しゆるくはなったが、以前前の視界は悪い。道も狭くなり、途中の崖をみると今にも崩れてきそう・・・。どんどん鹿児島市内から、町へそして山の中に入り、どんどん進む。。。

		国道を土砂降りの中走った。これはまだ前が見えているが、高速から降りた時は一切前が見えず。
		左側が、以前、あふれた川。鹿児島市内まで続いているが、この川沿いの右上の方の崖から水が流れており、流石にこれは怖かった。
		家の近くの道路。近年整備され、曲がりくねっていたが、写真の様に山の上から、下のふもとまで、一直線になったいた。もちろん５年前に帰って来た時はない。あまりの変化に通り過ぎてしまいそうになった。

流石に私は道を覚えていたが、何と適切にカーナビが道案内をした。しかも山の中のとてもナビにも地図にものっていないと思われる場所の中。

やっと家に帰りついた。今回もどうなるのだろう？5年前も家族で帰って来た。しかもJALのマイレージで。今回もJALのポイントで。両方共台風だ。前回は大阪に帰れず、空港の近くのホテルで宿泊となった。今回は？

「ただほど高いものはない」と言う格言がまた身にしみそうだ。