Debian de Linux

Linux (Debian+xfce,lxde ) をインストールして使う覚書。

ハードディスクの情報を消すには

2007年11月17日 | Linux一般
ハードディスクの内容を綺麗に消去するにはddコマンドを使う。
ddコマンドで、ファイルシステムの種類に関係なく、ディスクに直接データを書き込むことができる。
ddコマンドはゼロや乱数をディスク全体に書き込むことによって、データ抹消ツールとして利用できる。

ddコマンドを使って抹消できるのは、ディスクやパーティションの全体であるディスクの空き領域のみや、特定のファイルを抹消することは出来ない。
ハードディスク全体にゼロを書き込む場合 (例えばハードディスクがhdaの場合)
# dd if=/dev/zero of=/dev/hda
一つのパーティション全体にゼロを書き込む場合 (例えばsdaの第一パーティションの場合)
# dd if=/dev/zero of=/dev/sda1

乱数の書き込みには、/dev/zeroに替えて/dev/urandomを使う。
# dd if=/dev/urandom of=/dev/sdb (ハードディスクsdb全体)
# dd if=/dev/urandom of=/dev/sdb2 (ハードディスクsdbの第2パーティション)

より完璧を望むなら、乱数、ゼロ等の書き込むを繰り返す。
(フロッピーに乱数、乱数、ゼロを書き込む場合)
# dd if=/dev/urandom of=/dev/fd0 ; dd if=/dev/urandom of=/dev/fd0 ; dd if=/dev/zero of=/dev/fd0
ここまでしなくても、普通の市販の復元ソフトのレベルではまず復元は困難だろう。本当?

ちなみに、ゼロの書き込みの場合、120Gのリムーバブル・ハードディスクで
約1時間半かかった。(Pentium4 2.8GHz)

注意しなければならないのは、siduxのgaiaからIDEの内蔵ハードディスクがhdではなく、sdに変わったことだ。
例えば、今までならIDEプライマリーのマスターに接続されたものはhdaであったが、gaiaではsdaになっているので気をつけること。 (何でだろう、sdはSCSIハードディスクやUSBメモリーだったのに)
また、ddコマンドは一々確認をうながしたりしないので、ハードディスクhdbを消するつもりでsdbと指定してたり、パーティションを抹消するつもりでsdb2とするところをsdbなどとしてしまうと、sdb全体のデータが抹消されるので十分に気をつけて作業を行うこと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フロッピーディスクのフォーマット

2007年11月17日 | Linux一般
◎フロッピーディスクのフォーマット

# fdformat (-n) /dev/fd0
# mkfs (-t msdos) /dev/fd0

fdformat に -n オプションを付けると物理フォーマット時にベリファイを行わない。
/dev/fd0 のところを /dev/fd0H1440 としてもよいが、しなくてもデフォルトで
そのようにフォーマットされる。(FDD0 の 1.44MB 2HD フォーマット)

DOS フォーマットには mkfs に -t msdos のオプションをつける。
何もつけないとデフォルトのファイルシステム (ext2) でフォーマットされる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする