長崎ぺんぎん日和

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日本クラブユース(U-18)選手権に出場するV・ファーレン長崎U-18の戦い方は?どんな選手がいるの?

2019-07-19 21:00:00 | V・ファーレンU-18
V・ファーレン長崎U-18は、いよいよ7月21日に日本クラブユース選手権の初戦を迎えます。


日本クラブユース選手権の日程等はこちら


出場の経緯と大会についてはこちらに書きました。


今回は全国大会に応援に行かれる方向けに、私から見たU-18の戦い方や選手についてご紹介したいと思います。

背番号はこちらを参考にしています。


まずは、基本フォーメーションを見てみましょう。
4-4-2。これは年明けの新人戦からずっと変わらないのでわかりやすいと思います。

松田浩育成部長仕込みのゾーンディフェンスでボールを奪い、パスを素早く繋ぎながらゴールに迫るスタイルです。
GKに渡ったときも後ろからしっかり繋ぎます。
状況に応じて長いボールもあります。

上記のメンバーが主にプリンスリーグ、九州クラブユースの試合で先発に絡んできた選手たちで、全国大会もこの中からスタメンが選ばれることが濃厚であると考えます。

一番得点しているのは10浦道選手だと思いますが、得点源というような選手は不在と言ってよく、全員で点を取っているようなチームです。
3年生を中心に、2年生の五月田、川本両選手の定着。そして、1年生の鍋島選手の抜擢がありました。
2年生の齋藤、藤本両選手は主にスーパーサブ的な起用が多く、2人ともスタメン組に不足する「高さ」を補ってきました。

さて、その選手たちを1人1人見てみます。


1 朝長 心優・ともなが しゅう・GK・3年・キックスFC出身
不動の守護神であり、キャプテン。何度も言いますが(笑)、DAZNで取り上げられたゴール裏の指揮者。
試合中はずっと声を出し続け、組み立てにも加わります。セービングやキャッチングも安定感を増しています。



2 福島 大空・ふくしま たく・右SB/CB・3年・V・ファーレン長崎U-15出身
基本は右SBで、プリンスリーグの筑陽学園戦では攻め上がりから先制点を決めています。ただ、本多選手に代わってCBを務める試合もあり、クラブユース決勝でも優勝に貢献しました。安定感あるディフェンダーです。


5 西山 太規・にしやま だいき・左SB・3年・セレッソ大阪U-15和歌山出身
不動の左SB。豊富な運動量で上下動し、攻守に貢献します。組み立て時は偽SB的な動きも見せることがあります。


7 郡司島 樹・ぐんじしま たつき・左右SB/左SMF・3年・V・ファーレン長崎U-15出身
GK以外全てのポジションを経験済みのユーティリティプレイヤー。今季も中盤からスタートして、西山選手の怪我時は左SB、福島選手の怪我時は右SBと穴を埋める働き。ドリブルも上手い選手。


13 本多 剛大・ほんだ たけひろ・CB・3年・V・ファーレン長崎U-15出身
小柄ながらCBを務め、朝長選手と共に後方から声を出し続けるDFリーダー的存在。マークはタイトでカバーリングはクレバー。


14 川本 将央・かわもと しょうえい・CB・2年・スネイルSC出身
元々中盤の選手ながら、今季CBに定着中のフィジカルモンスター。フィジカル勝負では負けない。後方から縦パスの出し手としても。


6 五月田 星矢・さつきだ せいや・ボランチ・2年・V・ファーレン長崎U-15出身
今季トップチーム2種登録選手。最終ラインからパスを引き出し、パスを散らしてボールを動かして行くボランチ/セントラルMF。


8 長尾 泰成・ながお たいせい・右SMF/FW・3年・FCKマリーゴールド熊本出身
今季トップチーム2種登録選手。当初はFW起用が多かったですが、九州クラブユースから右サイドMF起用になりました。スピードのある切り裂くようなドリブルにご注目を。


11 柴田 豊輝・しばた よしき・ボランチ/FW・3年・FC BRISTOL出身
五月田選手とコンビを組むボランチ。ボールキープ力と得点に繋がるパスがありますが、いつの間にかゴール前にいて泥臭く得点出来る選手でもあります。とよきじゃく、よしき。


16 辻丸 陸斗・つじまる りくと・SMF・2年・スネイルSC出身
裏に抜ける上手さと得点力があるように見えます。ドリブルもあり、サイドMF起用が多くなっているようです。


20 鍋島 暖歩・なべしま はるむ・左SMF/FW・1年・セントラルFC宮崎出身
1年生でいきなり1stチームに定着したシンデレラボーイ。主に左サイドMFで、ドリブルでスルスル突破が出来ます。プリンスリーグデビューの創成館戦ではダイレクトボレーで同点ゴール。


9 中山 大輔・なかやま だいすけ・FW/SMF・3年・バレイアSC出身
FWもしくはサイドMFとして、裏に抜けるスピード、縦に抜くドリブルのスピードに特徴がある選手。


10 浦道 翔・うらみち しょう・FW・3年・キックスFC出身
今季おそらく最も得点しているエース。昨年はボランチとしてレギュラーを務めましたが今季は途中からFW。パス回しにも絡める上、裏に抜けるスピードもあります。左足のフリーキックにも注目。


15 藤本 翔・ふじもと しょう・FW・2年・オリエントFC出身
全体的に小柄なチームにあって、186cmの高さで空中戦の選択肢を提供出来る選手。ただ、得意なのは頭より足元に見えます。九州クラブユース決勝では劇的な逆転ゴール。


18 齋藤 遼太・さいとう りょうた・FW/左SMF・2年・相浦中出身

藤本選手と同様に高さを提供出来る選手ですが、裏へ抜けたり縦に仕掛ける力もある万能アタッカー。九州クラブユース準決勝では全国を決める決勝点。


他のメンバーについても紹介したいのですが、あまり情報量がありすぎてもと思うので我慢します😣


監督は昨年から引き続き、北内耕成さん。指揮は熱く、私たちサポーターには気さくに接してくださいます。
今年のチームもチャレンジして全員で戦おうという気持ちが見えるいいチームです。

U-18の応援よろしくお願いいたします!

悔いのない戦いを!