星を数えながら

日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など
小さくても星のようにキラリ☆光ることを
分かち合えればいいなぁ。

「戦場のピアニスト」

2008年03月20日 09時35分48秒 | 読書・映画
先月終わりの研修会で、大先輩の先生ご夫妻と朝食の席が隣になり、
最近読んだ本のことや、見た映画のことなどで話しが盛り上がった。
多忙な先生なのに、どこにそんな時間があるのだろうかと思うのだが、
その読書量もさることながら、
内容をきちんと把握されていることに驚かされる。

私などは、読んだ本に赤線を引っ張って、
それをノートに書き写して、何度も読み直して、
やっと断片的なものが頭の中に入ってくるといった具合である。
映画にしても、一度見ているものなのに、
まるで見たことがなかったかのようにレンタルで借りてきて、
途中で「これ、見たことあるわ」と気づくこともある(笑)

さてそんな大先輩の先生が、「戦場のピアニスト」の話題の中で、
「え、見てないの?いやぁあれは見るべきだよ」と言われたので、
早速、何年かぶりにTSUTAYAの会員になり、借りてきて鑑賞した。

実話ということで、主人公が美化されて描かれていないところが、
この映画の1つの特徴であり、真実味が増している。
それにしても、ナチの残酷さは恐ろしい。
いやナチの人が特別に極悪非道な人種であったということではない。
人を狂気にさせるものが戦争にはあるのだろう。

スクリーンいっぱいに広がった街の荒廃した情景が、
荒涼とした人間の心を映し出しているようだった。


主人公のピアノ演奏を聞きながら、
クラッシックを弾いてみようかなぁとも思った。

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