星を数えながら

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分かち合えればいいなぁ。

正義と愛

2008年03月14日 04時50分07秒 | 読書・映画
「UNITED 93」を観つつ、「正義と愛」について、
もう少し身近な点から考えてみた。
どこかで読んだ言葉(最近、出所を忘れてしまう・・・)で、
正確ではないが、だいたいこのようなことが記されていた。

「正しい人ばかりだと、そこにはいつも争いが起こる。
 なぜなら、自分こそは正しいとお互いに主張し合うからだ。
  反対に、正しくない人ばかりだと、そこには平和が生まれる。
 なぜなら、自分は間違っているかもしれないと、
 お互いに許し合い、譲り合いが生まれるからだ」

本当にそうだなぁと思った。
ある精神科医も、夫婦関係が決定的に破壊する要因として、
「夫婦がお互いの正しさと主張し、
 夫婦の間で筋を通し合うということであり、
 もう1つは『不真実』である」
と2つをあげていた。

夫婦、家族などの密接な関係は、
赦し合えることが土台となることが大切なのだろう。
正しさを主張して論争に打ち勝っても、愛は失われるだろう。
弱さや失敗を責めて、思いやりを欠くことがあるだろう。

「正義」は大切だろう。
しかしその土台や前提は、やはり「愛」なのだろう
どんなに立派なことをしても、
「愛がなければ、いっさいは無益である」と聖書に書かれている。
そしてどんなに小さなことでも、
そこに愛があれば、それは神様がことのほか喜んで下さるのだ。