星を数えながら

日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など
小さくても星のようにキラリ☆光ることを
分かち合えればいいなぁ。

おばあちゃんの知恵袋

2008年03月01日 17時32分01秒 | 日常の出来事
教会に来られている年配のご婦人とお話しをしていると、
いろいろな諺や慣用句が口から出てくるので面白い。
受験のために覚えた諺とは、一味も二味も違うのだ。

例えば、
「世は逆さまなれど、順調なれば、我はたまらん」。
自分よりも年若い者を先に亡くした時、
世間様はそれは順序が逆だと言うかもしれないが、
順調どおりに次に自分が死ぬとなると、
これはたまらんことだ、という意味らしい。

お寺屋さんがそう言っていたと笑いながら教えてくれた。
悲しみの中にもどこかユーモアを忘れない知恵かなぁと思う。

その他、ちょっともたもたしていると
「仕事は段取り、戦は陣取り」などもぱっと出てきた。
お孫さんの可愛さを語っていた時には、
「家で白米、外で粉米(こごめ)、
 嫁と名がつきゃ花粉米(はなこごめ)」
と語られた。家では白米のように思えても、
外へ出ると良くない米になり、嫁に行くとさらに良くないように
思われるだろうというような意味だろう。

いずれにしても、笑いながら言えるところがいい。
いろんな出来事をユーモアに変えるところも、
生活の1つの知恵袋なのだろう。