教会に来られている年配のご婦人とお話しをしていると、
いろいろな諺や慣用句が口から出てくるので面白い。
受験のために覚えた諺とは、一味も二味も違うのだ。
例えば、
「世は逆さまなれど、順調なれば、我はたまらん」。
自分よりも年若い者を先に亡くした時、
世間様はそれは順序が逆だと言うかもしれないが、
順調どおりに次に自分が死ぬとなると、
これはたまらんことだ、という意味らしい。
お寺屋さんがそう言っていたと笑いながら教えてくれた。
悲しみの中にもどこかユーモアを忘れない知恵かなぁと思う。
その他、ちょっともたもたしていると
「仕事は段取り、戦は陣取り」などもぱっと出てきた。
お孫さんの可愛さを語っていた時には、
「家で白米、外で粉米(こごめ)、
嫁と名がつきゃ花粉米(はなこごめ)」
と語られた。家では白米のように思えても、
外へ出ると良くない米になり、嫁に行くとさらに良くないように
思われるだろうというような意味だろう。
いずれにしても、笑いながら言えるところがいい。
いろんな出来事をユーモアに変えるところも、
生活の1つの知恵袋なのだろう。
いろいろな諺や慣用句が口から出てくるので面白い。
受験のために覚えた諺とは、一味も二味も違うのだ。
例えば、
「世は逆さまなれど、順調なれば、我はたまらん」。
自分よりも年若い者を先に亡くした時、
世間様はそれは順序が逆だと言うかもしれないが、
順調どおりに次に自分が死ぬとなると、
これはたまらんことだ、という意味らしい。
お寺屋さんがそう言っていたと笑いながら教えてくれた。
悲しみの中にもどこかユーモアを忘れない知恵かなぁと思う。
その他、ちょっともたもたしていると
「仕事は段取り、戦は陣取り」などもぱっと出てきた。
お孫さんの可愛さを語っていた時には、
「家で白米、外で粉米(こごめ)、
嫁と名がつきゃ花粉米(はなこごめ)」
と語られた。家では白米のように思えても、
外へ出ると良くない米になり、嫁に行くとさらに良くないように
思われるだろうというような意味だろう。
いずれにしても、笑いながら言えるところがいい。
いろんな出来事をユーモアに変えるところも、
生活の1つの知恵袋なのだろう。