中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

2014年清明節 マカオで本当にスタンプが貰えないのか確かめに行く

2014-12-19 | 旅行大好き
2014年の清明節、3連休でしたので広東省へお出かけしました。

2日目の夜。
最大の目的地、開平を訪ねたあと、マカオに向けてバスに乗ります。

■開平から珠海

▲この開平バスターミナルからバスに乗って


開平から珠海はバスで2時間ぐらい。
前日のインセクトアタックであまり眠れていないので、ぐっすり眠れました。
起きたら珠海(じゅはい)。

■久しぶりの珠海
珠海はマカオとの国境がある点が有名なのと、じつは結構日本企業が進出しているので、ビジネスマンには有名ですが、特別見るところはありません。

1年ぶりぐらいに訪れましたが、相変わらず普通の街でした。

■陸路でマカオへ
マカオへは拱北口岸という国境を抜けるのが一般的

マカオも中国ですが、中華人民共和国澳門特別行政区という名前で、国境があります。
一国二制度というやつですね。
マカオの行政長官は中国の息がかかっているので、独立国家ではありませんが、観光客的には外国みたいな感覚があります。

▲まあ本当に普通な中国の街



■本当にスタンプは無いのか
何しにマカオに向かったか。

今回の目的は2013年6月に入国スタンプが廃止され、かわりにレシートみたいな
入国カードを配る形になったと聞いていたので、どんなもんか見てみたくなったのです。


▲これが中国マカオ間最大の国境、拱北口岸(ごんべいこうあん)


▲マカオ側 マカオ側の名前は関閉

■本当にスタンプは無かった
で、結論からですけど、本当にスタンプはありませんでした><
利便性向上のため、だそうですが、観光客的には味気ない事この上なし。
パスポートに記録が残らないよう。


▲これがその入国カード。スタンプくれよ

■目的達成したのでさて次は
僕がいつも泊まる売春宿みたいな安宿があるんですが、今は3連休のまっただ中。
泊まるところがありませんでした><

何度も会っていて宿のオヤジは僕の事を覚えていますが、「おー日本人久しぶりだな!最近来てなかったよな!生憎だが部屋はないぜ!」とのことでした。

仕方ないので、とりあえずカジノに荷物を預け、ぶらぶらしたり、飯食ったり、カジノでちょっと遊んでみては負けたり、グランドリスボアホテルという大きなホテルにたむろする売春婦を眺めてみたりしてましたが、何せ寝るところがない。
疲れもひどいです。


▲これが僕がいつも遊ぶカジノ。ポンテ16と言います。掛け金が安いから儲からないけど遊べます


▲夜のマカオ

眠気眼でカジノでゲームに興じても、負けが込むばかりで良い事何一つ無いのです。

明後日は連休最終日。もうマカオはいいや、香港に行きましょう。

深圳マカオ-香港間のフェリーは24時間発着していますので、便利ですね。
香港に朝着くように時間を調整し、明け方船に乗り込みます。



明日に続く

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2014年清明節 広東省開平で華僑の建てたカッチョイイ建物を眺める(2)

2014-12-18 | 旅行大好き
2014年の清明節、3連休でしたので広東省へお出かけしました。
今日はその2日目。いよいよ開平(かいぴん)に旅立ちます。

■朝イチで羅湖から長距離バス
前日の夜に虫宿でインセクトアタックを喰らったものですから、まんじりともできませんでした。


おかげで早い時間から行動できたというメリットはあるものの、やっぱり眠いです。
立ってられないぐらいに眠い。


▲この羅湖国境から広東省中に長距離バスが出てます

まあ、この日最も早い6時台のバスに乗れたから結果オーライですけどね。
バスの中で居眠りです。

■バスで江門市開平へ
目的地の開平は江門(じゃんめん)市にあります。
深圳からだとだいたい250kmぐらい。たしかバスで3時間半です。
3時間半あればぐっすり眠れますね。

10時前に予定通り到着。

■開平見学
午前中に到着できたので、ぜんぜんひとがいません!
すごくいい雰囲気。ここは1920年代の街がそのまま残っています。
なんだか昔に行ったキューバのハバナ旧市街を思い出す雰囲気でした。







■自立村
一通りこの古鎮を見終わったあと、自立村に向かいます。

ここは1920年代に海外で成功した華僑が母国にお金を送金してが建てた家。

なんでも強盗とかを防ぐために1階部分には窓がほとんどないとか。
まるで要塞です。しかも原っぱにいきなりドーンと出てくるので、存在感もすごい。
広東省はさすが華僑輩出省なだけあって面白いものがたくさんあります。






■珠海へ
3連休ですけどまだ1日目。あと2日もあります。
この開平は街が小さく、泊まる意味がなさそうなので、マカオに向かう事にします。
とりあえず珠海のマカオ - 中国国境へへレッツゴー!


▲江門市中心部にあるバスターミナル。中心部は普通の中国の田舎町です。

明日に続く…

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2014年清明節 広東省開平で華僑の建てたカッチョイイ建物を眺める(1)

2014-12-17 | 旅行大好き

2014年の清明節、3連休でしたので広東省へお出かけしました。

僕がよくやるマイ旅行Tipsなんですけど、連休前日の仕事が終わったらその足でそのまま旅立ちます。
そうすると、夜中に一気に目的地付近まで移動できるので、連休が丸々使えます。

つまり、金・土・日の3連休であれば、木夜には出発する。

これ、体力的には若干しんどいですが、時間節約できるので悪くないと思います。

■ということで深圳(シンセン)へ
仕事が終わり次第、上海から飛行機で深圳に向かいます。
深圳には日付が変わった頃に到着。

深圳保安空港って、ターミナル3に着くんですけど、実はターミナル1とターミナル2はもう存在しません。
ターミナル3しかありません。




■深圳空港の白タクシーは無視して良い
深圳空港ってすごく辺鄙なところにあります。
ですから深夜到着便だと白タクの客引きがめちゃうざい。

「もう市内には行けないよ!乗りなよ!」とか声かけてきますけど、全部ウソなのでフルシカトして問題ないです。

とにかくターミナルから外に出ましょう。

■羅湖行きは日付が変わってもあります!
羅湖(るおふー)行き空港バスが、「その日最後の到着便が着くまで」出ています。
羅湖というのは香港-中国間の国境があるエリアで、ここに長距離バスターミナルや火車(特急駅)もありますので、とにかく羅湖まで行っちゃいましょう。

安宿を探すにしても、まずは羅湖に出てからです。

■羅湖には客引きのおばちゃんがいる
深夜になっても、羅湖には登記なしで泊まれるモグリ宿のおばちゃんがうろうろしています。
空港バスの到着を待ってわらわらと寄ってきますので、問題なしです。
相場は60元 - 80元。寝るだけなら問題ないかと。

■宿は虫だらけ…涙
今回は結局、この客引きのおばちゃんについていき、最安価格60元の宿に宿泊。
汚かったけど、まあ寝るだけならいいやと思って、1泊決定。


▲こんな感じの民家の1室。登記もないし、モグリです

部屋も汚いけど、全然許容範囲だからOKしました。
ですが、横になって1時間もしないうちに、猛烈に身体中がかゆくなって…き…た…。

かゆい…猛烈にかゆい!!!!



よく見ると、なんだか得体の知れない虫がいっぱい居ました。
これが噂のナンキン虫かなとおもいましたが、携帯で調べてみるとちょっと違う。

結局まんじりともせず、朝になってしまいました。
最後は横になると噛まれるもんだから、部屋で立ってました笑

まあ、おかげで翌朝早く行動を開始できたので良しとしましょう。
でも、足は刺されたのでボコボコでした。


▲早朝の羅湖国境。けっこう人がいました

明日に続く!


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中国ビザで最強はX(学生)!1年半の留学で仕事を探そう(2)

2014-12-16 | 現地採用事情



昨日に引き続き。

なぜX(学生)ビザが最強なのか。
なぜ1年半の留学を勧めるのか。


これについて書きたいと思います。

■Xビザは居留許可がもらえる!
Xビザ、Z(就業)ビザは「外国人居留許可」が貰えます。
この居留許可というものは、書いて字のごとく「住んで良いよ!」という意味です。

これを持っていると、有効期間内は無制限に入出国ができたり、口座を開設できたりとかなり自由に動けます。

たとえば、L(旅行)やF(訪問)などでも長期滞在はできますが、入出国の回数には制限がありますし、口座開設なんかもできません。

なので、この居留許可をもらえるかどうか?が大事なのです。

■Xビザは最低半年の有効期間!
Xビザの有効期限は、納入済の学費に紐付きます。

中国の大学は学期単位で学費を納めますので、最低でも半年の有効期限。
これは、今個人でとれるビザの中では長い期間有効ですし、なにより前述の居留許可がセットなのが良いところです。

長期有効+居留許可がもらえる、だから最強だと僕は思います。

■なぜ留学は1年半なのか?
20代後半で留学、語学は初学者とすると、よほど才能が無い限りは、ビジネスレベルに到達するのに1年弱は必要です。

実際のところ、1年じゃ短いぐらいですから、就職活動などに当てる時間が正直惜しいです。

ただ、仕事をせずに職歴上のブランクをつくるなら1年がせいぜいというところ。
だからこそ、1年の留学期間中は仕事の事を考えずに、思いっきりやったほうがいいと思います。

中国の大学付属の語学学校に通う場合、学期ごとに学費を納入します。
2学期目が終わった時点で、3学期目に突入したい場合は、延長手続きをすればいいだけなのです。
語学留学は、学位が出るタイプの留学では無いです。

ですから、いくら在籍しようと、(学費さえ納めれば)学生側に選択権があります。
一応成績表などはもらえますが、正規の学生ではないので、人生において役立つ書類にはならないです。

それに、就職活動も、毎日毎日ビッタリ面接が入る訳じゃありません。
空いている時間を勉強に充てられると、効果的かなと思います。

市中の日本人相手の中国語塾などは結構レッスン料が高いので、それを考えると語学学校に在籍し続ける方がお得です。

■つまり、言いたい事は…
(1)3学期目を納入し、居留許可持ちの状態を維持する。
(2)3学期目は基本的に就職活動の時間と位置づけ、面接優先。
(3)学校には空いている時間だけ行く。
(4)良いところが見つかったら、学校は辞めて就職する。
(5)学生の身分を維持しているので、気持ち的にも焦りづらい。


■最後に
学生の身分を維持したまま、仕事を探すのは精神的に楽だと思います。
それに、1年の留学期間に就職活動期間も盛り込むと忙しくなりすぎて勉強がおろそかになるかもしれません。

また、日本人は真面目な人が多いので、「なんとか留学終了と転職のタイミングを合わせようとして」、
「納得のいかない転職先で妥協してしまう」ケースに陥りやすいのかなと思います。


なので、学費はちょっともったいないですが、3学期目を余分に払って、ココロに余裕を持った状態で就職活動するのは悪くないのかなと思います。


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中国ビザで最強はX(学生)!1年半の留学で仕事を探そう(1)

2014-12-15 | 現地採用事情

一昨日、留学は1年がベター、と投稿しました。

これは実際そうだと思っています。

でも、1年間で中国語をある程度のレベルまで持っていって、かつ仕事も探すとなるとそれなりに忙しいです。

■現地採用は「いますぐ働ける?」
仮に7月に留学が終わるとして、国内転職の感覚で言えば、5月ぐらいから(2ヶ月前)から本格的に動き出す感じだと思います。

本格的に、というのは実際に面接を受けたり、書類を送ったり…することです。

日本の場合は、たとえば、書類→1次面接→2次→3次(役員)ぐらいが一般的です。
だいたい1つのプロセスに1週間は早くてもかかりますし、動きが遅い会社の場合は全プロセスを終えるのに半年近く要する事も珍しくありません。

しかし、現地採用の場合は、多くても2次面接まで。
それに、日系に限れば小さい組織であることが多い事、現地採用は就労ビザの申請が面倒なぐらいで、保険だなんだってのはあまり無いです。

僕も、今の職場はいきなり総経理(現場で一番偉い人=社長みたいなもん)面接で、
書類提出から3、4日で決まりました。


■だからすぐに来て!
それに、欠員があるから、あるいはもうすぐ欠員が出るから、募集している場合がほとんどです。

だから、いますぐ来れる人を捜しています。
「留学が終わるまで、しばらく待ってください」なんて悠長な人はいらないです。

■しかし、ビザの問題が
ここは外国なので、僕ら外国人は理由無く長期滞在することはできません。

ビザもいろいろな種類があり、「なるべく自由に動ける」ビザを常に確保しておく事は肝要です。

なぜ学生ビザが最強なのか?
これについては、また明日投稿します。

(ビザについての話は、あくまで僕個人の経験から感じる事です。
詳しい話や裏取りをしたい場合は、人材会社に問い合わせるのがベターかなと思います)


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