昨日、「現地採用って残業もあるし、最悪だわ(1)」という記事を書きました。
実は、「日本人らしさ」の他にも、構造的に残業が増えやすい環境が海外現地採用にはあるのかなと思います。
■日系では最終的に日本語の書類が求められるケースが多い
日系では、最終的に日本語が求められるケースが多いです。
これは、本社に出す資料であったり、お客さんに出す資料であったり様々です。
■兼任で翻訳も
現地採用の方であれば、2カ国語できる方が多いと思います。
なので、日本語モノの最終チェックなんかを自分の業務とは別に担当していたり、翻訳なんかを恒常的に兼務している方も多いのではないでしょうか?
■書き言葉はネイティブであるからこそ
僕も日系で現地採用をしているので、最終書類は日本語で出す事が多いです。
勤務先のスタッフは日本語を流暢に操る方が多いので、日本語で提案資料なんかをばりばり作ってくれるのですが…。
やはりそこは中国人にとっての外国語である日本語。
話す事は流暢でも、書くと「ん?あれ?」ってことが多い。
そこで、最終的にチェックしたりすると、そのお手入れにすごく時間がかかることもしばしば。
工程的に最後の仕事なので、どうしても遅くなりがちな帰宅時間です。
自分の報告資料や提案資料もありますしね。
■最後に
2カ国語話せてバリバリ仕事をするなんて、一見かっこいいですが、実際にその仕事を始めてみると、大変な事もあります。
これは自分が現地採用になるまで全然思いもしませんでしたし、誰も教えてくれなかったので、あえて書いてみました。
通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS) | |
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