最近現地採用ネタかいてないですね。なので久しぶりに。
駐在員が帰任を命じられた時に、中国でもっと働きたい、日本には戻りたくないということで現地採用として転職する人が一定数居ます。
残る理由は人それぞれですけど。
■駐在員経験者だと待遇はどうなる?
僕は駐在員経験があろうとなかろうと、現地採用になると、同じ待遇だと思っていました。
ところがどっこい。
実は駐在員経験があると待遇高めの査定となります。
感覚的には…普通の現地採用1.2~1.5倍ぐらいの給与相場です。
つまり、人民元10,000元程度のポジションであれば、12,000-15,000程度は狙えると思って良いです。
■なぜ?
元駐在員に期待されている事は、平たく言うと客をひっぱってこれるかどうか。
前の職場で培った人脈やノウハウを持って来てくれるかどうかです。
これを維持するための交際費もかかります。
交際費は出せないけど、多めに払うから頑張って!ということですね。
それに、元駐在員ですから、いきなり普通の現地採用並みの待遇で提示しても、来てくれません。
一度は駐在員として送り込まれているわけですから、ある程度「優秀だろう」という目算も立つ。
だから、少し色をつけますよ、そういうことなんだそうです。
■人材会社の人に聞いてみた
上海の人材会社で働いている友人に聞いてみました。
駐在員から現地採用になる時の注意点は?
(1)待遇は確実に下がる
普通の現地採用と比べて、お値段高めは高めです。
でも待遇は下がりますよね。
駐在員で暮らしている間に、現地採用で働く選択肢があるということを知り、現地採用の待遇が「そんなに高くない」ことを元駐在員も知っています。
それを承知の上で転職に踏み切る訳ですが、思っている以上に安くなります。
感覚的には希望額の80%以下になるでしょう、とのことです。
(2)本社の社員じゃなくなる
現地採用の社員になるということは、本社の社員じゃなくなってしまうということです。
中国子会社の社員になる。権力も少なくなる。キャリア的にも難しくなります。
本社からミッションを課せられて赴任してくるのと、ただ現地で働いているだけとは違います。
日本に帰った時に評価される経験が積めるかどうかは不透明です。
(番街)シャオジエにモテなくなるかも
シャオジエ(キャバクラのねーちゃんとか、売春婦とか)も、現地採用はあんまり金持ってないの知っていますから、もしかするとモテなくなるかも知れないですね。
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